菅野攻略!文句の付けようのない快勝!

2018試合結果

ヤクルト6-0巨人

信じられないくらいの快勝である。ここ2年いいようにやられ続けていた菅野を打ち崩しての勝利という事で非常に満足度の高いゲームとなった。ブキャナンの気迫のこもったプレー、開幕から結果が出なかった山田のタイムリー3ベースと第1号ホームラン、青木の猛打賞、チーム全体の繋ぐ意識とヤクルトファンにとっては見所満載のゲームとなった。

打線は初回から菅野を打ち崩した。菅野に関しては、開幕戦で負け投手となっていたが、それでもセリーグでは図抜けた存在である事に変わりはなく、今日は流石に苦戦は免れないと思っていたのだが、そんな中で風や運も味方に付けながら初回に2点を先制したのは大きかった。山田哲三振の後、奥村のボテボテの当たりがラッキーな内野安打となるとバレンティンは10球粘った末に四球をもぎ取り、チャンスを広げ、4番青木の先制タイムリー2ベースに繋げてみせた。これだけでは終わらず、今日5番ファーストでスタメンとなった畠山の飛球を坂本が落球し、2点目も転がり込んできた。ラッキーな部分もあったのだが、菅野と巨人にダメージが残るような初回の2得点となった。
2回には山田哲にタイムリー3ベースが飛び出すと5回には今シーズン第1号となるソロホームランが飛び出し、リードを広げてみせた。6回には坂口の犠牲フライで加点し、結局菅野から6回で5得点を奪い、常に優勢にゲームを進める事が出来た。
菅野に関しては、2015年シーズンまではそこまで苦手にしていなかった印象が残っているのだが、ここ2シーズンは本当に手も足も出ない状況であり昨シーズンに至ってはヤクルト戦の防御率が0.23というような数字が残っていたように記憶している。その菅野から今シーズン最初の対戦で土を付けた意味は大きいのではないだろうか?菅野の調子はそこまで悪いようには感じず、おそらく近いうちに復調してくると思うのだが、今日土を付けた事で精神的なプレッシャーは多少は薄れるのではないだろうか?簡単に打ち崩せる相手ではないことは確かなのだが、少しは苦手意識を払拭できたのではないだろうか?
今日の試合が始まるまで打率1割に沈んでいた山田哲が菅野相手に3ベースとホームランを放てたのも大きかった。昨シーズンからバッティングを崩しており、今日のゲームから上昇して行くかどうかは分からないのだが、気持ち的には少し楽になったはずである。それだけに明日、明後日のゲームが重要になりそうである。

ブキャナンは要所要所で気迫溢れるプレーを披露し、チームに勢いを付けてくれた。ピッチングに関しては、初回からボールを低めに集め、巨人打線に満足なバッティングを許さなかった。味方が先制してくれた事でブキャナン自身もリズム良く投げられたのではないだろうか?強風が吹き荒れる中でもストレート、カットボール、チェンジアップと軸になるボールをしっかり操ることが出来たていた。5回~8回は毎回ランナーを許すピッチングとなったのだが、ダブルプレーを2つ奪うなど粘り強い投球をみせて、8回無失点の投球で勝ち投手となってみせた。開幕戦に続いて見事な投球だったと思う。
またブキャナンはピッチングだけでなく今日は、バッティングでも走塁でも必死のプレーを見せてくれた。山田哲のタイムリー前にしっかり送りバントを決めていたし、7回にはフェンス直撃の3ベースを放って見せた。すでに5点のリードがあり無理する場面ではなかったのだが、自らの判断で3塁まで到達してみせた。この気迫溢れるプレーに私は心を熱くさせられた。もちろん無理をして怪我をされては困るのだが、こういったプレーがチームの士気を高めるのは間違いないだろう。ブキャナンのこういった姿勢が大好きである。

今日は一ヤクルトファンとして快勝を喜びたいのだが、菅野を攻略したからこそ、明日、明後日のゲームが大切になってくる。今日勝ったからにはしっかりこの3連戦は勝ち越してもらいたい。

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コメント

  1. 井野ファン より:

    まさに青木は菅野キラーでしょうか。
    菅野はもともと神宮は苦手というのはありますが、昨年までは誰も攻略できませんでしたし、相当レベルの高い投手であることには変わらないです。

    4番青木はこのまま継続してもらいたいです。

  2. k より:

    優勝した年以来くらいの圧勝でして)、久しぶりに内容も結果もベストなゲームでしたね。
    ブキャナンは投げて打って走ってとエースの仕事ですね、今年は打線の援護があるのが分かるので攻めの投球をしてるなと感じましたね。彼が中心に回っていくのなら
    早い時期の中5日とか4日は止めて余裕があるローテを組んでもらうことが重要ですね(今年は二桁は固いですね)
    それと青木はやっぱり打ちますね、まだ数試合ですが彼がいるといないとでは勝ち負けに関わってきますね、離脱が一番怖いので試合終盤は休めせながらの起用をしてもらいですね。
    心配なのは廣岡ですね、キャンプ・オープン戦と出ずっぱりで疲れがピークですね。
    打撃もフォームがバラバラで打てる気がしませんね、おそらく守備面の負担が相当大きいのが原因だと思うのですが、それでも首脳陣が我慢して使うのか休ませるのか判断が難しくなってきましたね(個人的には100打席で2割切るなら休ませか奥村と左右で併用ですかね)
    あと畠山は広島戦ではホームランでましたが復調には遠いですね、半速球は打てますが速い真っ直ぐには遅れてますね(今の状態なら代打か途中出場が妥当ですね)

  3. FIYS より:

    > 井野ファンさんへ

    青木はオープン戦から菅野を打っていましたからね。4番青木がハマっていますね。

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    内容も結果もベストなゲームは本当に久々ですよね。

    ブキャナンはいい仕事をしてくれましたね。

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