2018年交流戦前夜

昨シーズンの記事はこちらから→「2017年の交流戦はどうなるのか?

毎年交流戦前にブログに記事をアップしているのだが、ここ数年景気の良い記事を書いた記憶はない。そして今年に関しても非常に厳しい交流戦になる事が予想される。しかし始まる前から悲観的な事ばかり言っていても仕方ない。パリーグの各球団も決め手に欠けるような状況にあるようにも感じるため、序盤で勢いを付けて何とか5割を目標に戦い抜いてもらいたいと思う。

今年のヤクルトの日程は、ロッテ(ホーム)→楽天(ビジター)→ソフトバンク(ホーム)→オリックス(ホーム)→西武(ビジター)→日本ハム(ビジター)となっている。昨シーズンに関しては、ホームゲームでの戦いが肝になってくるという主旨の記事を書いたのだが、今シーズンは交流戦開幕直後のロッテ、楽天との6連戦が非常に大切になってくると思われる。パリーグの下位2球団にしっかり勝ち越して、チームを勢いに乗せ、そのまま交流戦を突っ走ってしまいたいところである。にこの2球団との6連戦で負け越してしまうと、立て直しは非常に難しくなる事が予想される。ヤクルトはチーム力が足りないからこそ、最初の6連戦に全てを賭けるような気持ちで臨んでもらいたいし、首脳陣も時には短期決戦のようなギャンブル的な采配も念頭に入れながら指揮を執ってもらいたいと思う。

ヤクルトはここに来て何とか先発投手の頭数は揃いつつある。明日石川でスタートして、山中ーハフーブキャナンー由規ー小川という形を基本にしながら原、館山、山田大、高橋辺りが状況によって登板する形となるだろうか?頭数は揃ったといっても安定感のある投手が少なく、選手層も薄いのだが、リリーフ陣にも不安が残るだけに出来るだけ先発投手陣が粘って、優位な試合展開に持ち込みたいところである。ホーム神宮であれば終盤まで粘れれば絶対に勝機があるはずである。とにかく先発陣の頑張りにかかっていると言っても過言ではないだろう。

打線は打線でDH制を上手く使ってビジターゲームを乗り越えて欲しい。畠山、坂口、雄平の同時起用も可能になる事から、普段よりも厚みのあるオーダーが組めるはずである。中村のバッティング状態が上向いてきている事もプラスポイントである。以前に比べればパリーグ投手とセリーグ投手との差も感じなくなっているため、完璧に抑え込まれてしまうゲームは減るはずである。

と今回はかなりポジティブに記事を書いてみたつもりです。それでも現実的には良くて5割という感じだと思う。それ以上を望むのは今のヤクルトの戦力からして難しいと感じる。それでも最初の6試合を4勝2敗以上でスタートする事が出来れば、光が差し込んでくるように感じる。1球団と3試合しか当たらない交流戦だけに取りこぼしは許されない。とにかくロッテ、楽天で勝ち星を稼ぎたい。

P.S 今年はパリーグの状況が良くないだけにセリーグが勝ち越す可能性もあるのではないでしょうか?それだけに大きな借金は即ペナント終了を意味する可能性がありますね…

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コメント

  1. sabo より:

    私も初めの6連戦で勝ち越せるかが重要だと思います。
    あとは正直欲張らずに3タテされないよう気を付けたいってところですね
    はっきり言って今の状況でパリーグ打線に通用しそうなのはハフブキャナンくらい……あとは調子が良ければ……かな、と。
    とにかくハフブキャナンはかなり頑張ってほしい。
    もちろん石川山中由規小川も期待してるけれど、彼らにはたとえ3回までに5失点しても6イニング投げ切るような粘り強さを求めたい。それかもしくは4回で100球投げてしまっても無失点に抑えるような投球でもいい。

    そして打線の力だけで勝つ試合を2つくらいは作りたいところです

  2. k より:

    私もパ・リーグ下位球団に負け越すようだと今年の交流戦も最下位でしょうね。
    悪くても五分で勝ち越しが出来れば勢いがつくと思いますね。
    それと最近は今まで相性の良いオリックスに勝ててないので今年は神宮なので3タテする強い気持ち挑んで欲しいですね(西武ドームでは勝った記憶がほぼないのでオリックス戦次第で5割になるかならないかなと予想しますね)
    交流戦で5割以上の成績を残して山田大・高橋圭・アルメンゴが交流戦明けに戦力になれれば逆襲は少なからずあるかなと感じますかね。(交流戦で打撃陣が爆発してくれれば楽なんですけどね、特に山田・畠山・青木・バレンティン)

  3. より:

    いよいよ交流戦ですね。
    データ的に現在のヤクルトの戦力は
    野手Warが12球団中9位
    投手Warが12球団中5位
    となっており、特に野手Warは大幅なプラス。
    去年は異次元のマイナスで野手Warも断トツ最下位でしたから
    戦力アップさせたコーチ陣に拍手です。
    なのに去年の同じ時期より勝率が悪く、去年の交流戦も勝率3割をきっているので
    今年勝率4割以上を望むのは厳しいかもしれません。

    ロッテは好調なドミンゲスが出ないそうなので、石川としては朗報ですね。
    あとはオリックスと日ハムが好調で、西武が不調気味な様子。
    山田大は怪我で2軍戦にも一度も投げてないので、交流戦復帰は難しいのではないでしょうか。

  4. より:

    すいません、ロッテ戦ドミンゲス出てましたね。失礼しました。
    偽情報つかまされました(笑)

  5. FIYS より:

    > saboさんへ

    大きな期待は掛けられませんよね。

    とにかく最初の6連戦に全てを賭けるつもりで戦ってもらいたいです。

  6. FIYS より:

    > kさんへ

    オリックスに関しては、他のパリーグ球団に比べて怖さは感じないのですが、ここ数年相性が悪いですよね。でもどちらかというとヤクルトのミスで落としたゲームが多いように感じるので、その辺りの修正を図る事が一番なんでしょうね。

  7. FIYS より:

    > hさんへ

    私は、最近の指標に弱いのですが、投手Warは5位なのですね。どういった数値なのか自分でも勉強したいと思います。

    山田大は実戦復帰は果たしていますが、確かに名前を上げるのは少し早すぎた感がありますね。

  8. FIYS より:

    > hさんへ

    いえいえ。よくあることです(笑)。

  9. より:

    すいません、山田大は17日に投げてましたね。
    偽情報×2で申し訳ないです(汗)
    その山田大ですが、復活の星と共に昨日2軍で2度目の登板をしてました。
    先発で4回、内容も良さそうです。
    怪我の状況次第で思ったより早く復帰できるかもしれないですね。

  10. FIYS より:

    > hさんへ

    山田大は交流戦に間に合うかは微妙ですが、これから戦力になってくれると嬉しいですよね。

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