2024年 ヤクルト投手陣をどう回す?

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2024年シーズンの開幕まで後2週間程となっているのだが、ヤクルトの大きな課題となっている投手陣に関しては、キャンプ、オープン戦を通して、あまり良い情報は流れてこなかった。「こうなったら良いな。」と淡い期待を抱いていた部分については、やはりあくまでも「淡い期待」であり、その通りにはならないものである。おそらく高津監督は、本来であれば中6日でしっかり回れる先発投手を5,6枚揃えて戦うことを理想としているはずなのだが、監督就任後そういった投手陣を作り上げることは出来ておらず、今ある戦力の中で工夫して戦う他ない状況となっている。2024年シーズンに関しても同様の戦い方を強いられることになりそうである。
私は、2024年シーズンの投手陣について、このブログで2度ほど触れてきている。
2024年シーズンのポイントは? | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
2024年キャンプのポイント | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
詳細は、ブログ記事を読んでもらいたいと思うのだが、冒頭にも書いた通り、キャンプ、オープン戦を通して、ポジティブな要素は少なかったと感じている。

そんな中でシーズンを戦わなくてはならないとのことで、個人的に思う今シーズンのヤクルト投手陣のテーマは「ボーダーレス」である。
先発とリリーフの境界線、1軍と2軍の境界線をなくしていくような大胆な作戦が必要になってくるのではないだろうか?高津監督は、2020年~2023年までの4シーズン、そのような投手起用は行っており、2021年、2022年は、二桁勝利を上げた投手が1人もいなかったにも関わらず、リーグ連覇を達成している。2021年に関しては、シーズン100イニング以上投げた投手は3人のみというスタッツでリーグ優勝、日本一に輝いている。今シーズンも長いイニングを安定して投げられそうな先発投手が少ないため、1軍で起用する投手の実人数、延べ人数ともに増やしながら戦っていく方向に舵を切るのではないだろうか?
先発投手には、QSを最大の目標としてもらい、QSを達成出来なかったとしても、5回3失点以内でゲームを壊さず、後はリリーフ陣に託すことになってしまってもやむなし。という展開も想定する必要があるだろう(もちろん本人は、もっと高い志を持ってマウンドに上がってもらいたいのだが…)。
リリーフ陣は、これまでの高津監督就任後の起用法を見ると出来る限り負担を軽減できるような起用法を行っているため、その分多くの投手に登板の機会が巡ってくることが予想される。田口がコンディション不良で出遅れてしまったこともあり、リリーフ陣をどう整備するのか見えてこない部分もあるのだが、実績のある清水、石山、木澤、大西に新戦力の嘉弥真、宮川、エスパーダ、パワーのある星、阪口、左の山本、石原なども継ぎ込みながら何とか勝負出来る形を作っていってもらいたい。

どう考えて厚くない戦力の中で、「どうやって各選手に最大限の能力を発揮してもらえるか?」という部分に目を向ける必要があると思われる。過去のシーズンで田口や小澤が経験したシーズン中の配置転換や、1,2軍の入れ替え、状態の良い投手の見極めなどが大事になってきそうである。
ここに来て、小川のコンディション不良のニュースも飛び込んできており、先発をどう回すか?先発、リリーフ両睨みの投手をどう起用するか?という部分は未だに不透明なままである。
まずは、開幕に向けて戦力を整備していくのが、その後も臨機応変に対応していく必要がありそうである。投手によっては、難しい調整を強いられる可能性があるが、そこはチームのために踏ん張ってもらう他ないだろう。

移籍組の嘉弥真、宮川辺りが良いボールを投げ込めていること、育成契約の沼田が、支配下契約に向けてあと一歩のところまで迫ってきていることが数少ないプラスポイントだと捉えている。現在コンディション不良で離脱している選手含めて、シーズンの中で上手く機能してくれることを願うばかりである。




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