小川10勝!バレンティン2発!

ヤクルト8-3広島

快勝ですね。ナイスゲーム。それにしても小川とバレンティンの相性は抜群ですね。そして打線が面白いことになってきました。投手陣はまだまだ駒が足りませんが、打線に関しては駒が揃ってきました。私の中では今日のオーダーはほぼ理想形です。

先発の小川は初回に2アウトから丸に2ベースを浴びると、新外国人キラに先制タイムリーを許してしまう。しかし今日は打線が小川を強力に援護する。

まずは先制を許した直後の1回裏、広島先発の大竹から2番上田のプロ入り初アーチで同点に追いつくと、バレンティンにも第30号となるソロホームランが飛び出し、すぐさま逆転に成功する。
2回には中村、上田のヒットとミレッジの四球で満塁とするとバレンティンが、2打席連続、昨日の試合から数えると3打数連続となる満塁ホームランで6-1とリードを広げる。バレンティンの満塁弾は来日3年目で初めてというのは意外だった。

この援護で立ち直った小川は、3回から7回まではヒット1本に抑える危なげない投球を披露する。打線も広島打線にお付き合いするように3回から5回はノーヒットに抑え込まれてしまうが、6回に先頭の川端がヒットで出ると続く川島の打席でエンドランが見事に決まり、0アウト2,3塁と言う場面を作ると中村に2点タイムリーが飛び出し、さらにリードを広げる。鮮やかな攻撃だった。

小川は、球数が100球を超えた8回に広島打線に掴まり、3本のヒットで1点を失うと、その後この試合初めてとなる四球を与えてしまい、ここで降板となってしまう。8-1とリードを広げていただけに小川は7回で交代しても良かったと思うのだが、いかんせんブルペン陣に信頼がおけない状況なだけに8回も続投を選択せざるを得なかった。満塁からの登板となった石山は松山に押し出し四球を与えてしまい、ヒヤリとするものの続く広瀬を打ち取り、何とかピンチを凌ぐ。
9回は今日から1軍復帰となったバーネットが三者連続空振り三振という快投を見せ、8-3で勝利した。

小川の10勝目、バレンティンの2発だけでなく、打線が繋がり、バーネットも復調を印象付ける物凄いキレのボールを投げ込むなどトータル的に見て、今シーズンのベストゲームに数えることができそうなくらいのゲームだったと思う。小川、バレンティンに関しては、完全にヤクルトの投打の主役となっている。頼もしい限りである。

そして今日は、先発オーダーに注目してみたい。
1番セカンド山田、2番センター上田、3番レフトミレッジ、4番ライトバレンティン、5番ファースト畠山、6番サード川端、7番ショート川島、8番キャッチャー中村、9番ピッチャー小川
開幕前というかキャンプの前に「こんなオーダーになれば理想的だな。」と思っていたオーダーがついに実現した。(田中浩がいないのは予想外ではあるが…)非常に魅力的であり、バランスも良いのではないだろうか?
これならアグレッシブな攻撃が期待できる。
開幕前には川端、バレンティンを欠いており、非常にバランスの悪い打線になると感じていた。田中浩、宮本、相川という堅実な守備と単打は期待できるものの相手チームに怖さを感じさせることが出来ない選手が先発オーダーに並ぶことも不安材料の一つだった。
それがどうだろう?今日のオーダーはヤクルトの将来が明るくなるようなオーダーが組めている。大竹を打ち崩せたのも自信にしてもらって良いと思う。特に個人的にずっと推してきた上田の活躍は嬉しい限りである。今日はプロ入り初ホームランも飛び出した。上田は、「ランニングホームランはあっても、まさか僕が1軍でホームランを打てるなんて」とコメントしたようだが、私の見立てでは上田は時には長打も打てる3番タイプのバッターになれる素材だと思っている。なので今日のコメントは少し気になるのだが、とにかく小さくまとまって欲しくない。日本ハム時代の小笠原のような2番バッターになれとは言わないが、攻撃的な2番バッターを目指してもらいたい。
明日の前田健を打ち崩すことができれば、オールスター前にようやくヤクルト打線の完成形が見え始めそうである。

P.S 今日はサードユニフォーム着用試合でしたね。サードユニフォームのデザインについては賛否両論(と言うか否定的な意見ばかり聞きますが…)ありますが、実は私はシンプルで好きです。(但しファンにプレゼントされたグリーンのユニフォームはあまり好みではありませんが…)シンプルなデザインが好きになった自分はやはり歳を取ったのかなと感じる今日この頃です(笑)。

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