0-12~の11-1

ヤクルト11-1阪神

予想外の大勝となったこのゲーム。個人的に嬉しかったのは、石川の完投とバレンティンの一発だ。石川は、ようやく最後まで石川らしい投球を見せ、もしかすると急ブレーキがかかるのでは?と心配していたバレンティンにも一発が飛び出した。昨日落胆した球場に足を運んだファンにとっては、ストレスを解消するような勝利となったのではないだろうか。

石川に関しては、戦列に復帰して以降、復調の兆しは見えていたのだが、ようやく白星を付けることが出来た。打線の援護に恵まれたと言っても完投での勝利は素晴らしい。リリーフ陣に信頼がおけない状況が続いているので石川にはできるだけ長いイニングを投げてもらいたい。
今日は、9回104球を投げ、被安打4与四死球2の1失点と言う内容だった。三振が1つだけだったが、打たせて取る石川らしい安定感のある投球を見せてくれた。
但し先ほども書いたように今日は11点と言う大量援護に恵まれたため、次回以降の登板では接戦で今日のような投球ができるかどうかに注目していかなければならない。プレッシャーの掛かる場面で今日のような投球ができるならば期待しても良いのではないだろうか?
前回の登板時のブログにも書いたのだが、石川を後半戦のキーマンに挙げたいと思う。

打線は相川、バレンティン、ミレッジ、川島の4本のホームランなどで11点を奪い、昨日の借りを返すことに成功した。「やられたらやり返す!」と言う感じでファンにとっては嬉しい勝利だった。

勝因は藤浪を4回で降板させたことに尽きると思う。終わってみれば4回の相川の2ランホームランは大きかった。
その後6回からは、阪神のリリーフ陣を滅多打ちにして勝負を決めた。冒頭にも書いた通り、バレンティンに第33号となる3ランホームランが飛び出したのは嬉しかった。オールスター前のDeNA戦での四球攻めから中々結果が出ず、昨日の試合も完全に封じられてしまったため、かなり心配していたのだが、今日は2安打1ホームラン3打点と結果を出してくれた。ボイヤーと高宮からのホームランとヒットと言うことで、失礼ではあるのだが、一流投手から打ったわけではないのだが、バレンティンの場合精神的な面での脆さがあるため、今日のホームランを含む2安打で、明日以降も気分よく試合に臨むことが出来そうだ。一昨年のシーズン、昨年のシーズンと大きなスランプになると全く打てなくなってしまうのがバレンティンだったのだが、今年は何とか持ちこたえている。このままスランプの期間を短く抑えていってほしい。今日のホームランは映像で見ると軽打したようなコンパクトなスイングだったのだが、それでもライトスタンドに突き刺さった。振り回さなくてもホームランになるのがバレンティンのパワーである。このまま後半戦も突っ走ってほしい。

今日の大勝でチームの雰囲気が代われば良いのだが…明日からの広島戦は、気分よく打席に立てれば恐れることはない相手だと思う。明日の先発大竹は手強いが難攻不落と言ったイメージはない。今日の流れを上手く持ち込んでもらいたい。

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