古野がチャンスを掴むも打線がチャンスを活かせず

ヤクルト0-2巨人

「古野がチャンスを掴む。」というのは先発ローテーション入りのチャンスのことである。8月に入り、先発したゲームは、6回を無失点、6回2/3を1失点、そして今日は8回を2失点と抜群の安定感で先発ローテーションの座を自ら引き寄せた。
しかし打線は何度も訪れたチャンスを3度の併殺打などで一度も活かすことが出来ず、連敗は5に伸びてしまった。

まずは古野に触れていこう。もちろん2点を失い負け投手になってしまったため100点を付ける訳にはいかないが、充分合格点を与えることが出来る内容だったと思う。(観戦はしていませんが…)
8回101球を投げ、被安打3与四球1の2失点。2回以外は全て三者凡退に切って取る素晴らしい投球だった。それだけに2回の投球がもったいなかった。(そこまで求めるのは酷かもしれないが…)阿部の2ベースとロペスの2ランホームラン。どちらも決して失投ではなく阿部、ロペスに上手く打たれてしまったという感じだろうか?
ストレートはもちろんのこと、シュート、スライダー、フォーク、カーブと両コーナー、高低を上手く使い、巨人打線を打ち取っていった。古野のコントロールも良かったと思うのだが、中村のリードも良かったのではないだろうか?どの球種が良いという訳ではなく、全ての球種を上手く使っていた。強力巨人打線相手にこれだけの投球が出来たことは古野、中村共に自信にしてもらいたい。

打線は今日も迷走を繰り返した。やはりミレッジの離脱はあまりにも痛いようだ。
今日の打順は、1番レフト比屋根、2番センター上田、3番ファースト畠山、4番ライトバレンティン、5番サード川端、6番セカンド山田、7番キャッチャー中村、8番ショート川島、9番ピッチャー古野という打順を組んできた。
小川監督も悩みに悩んでいることだろう。迷走を繰り返している。3番畠山に関しては、少しでも畠山に気分良く打席に立ってもらおうという小川監督なりの気遣いだったと思うのだが、全く効果は表れなかった。最終的には8回に代打を送られるなど散々な結果に終わってしまった。
そして初回、9回の満塁のチャンスも凡打を繰り返してしまった。これで先週の阪神戦からの得点は1点、0点、2点、0点となった。チャンスがない訳ではないのだが、後一本が出ない状態が続いている。併殺打も多く、攻め手が無くなってしまっている。送りバントが決まっても得点に繋がらない。強攻策を選択すれば併殺打、盗塁も決まらない。どうしますかね?バレンティンにもあたりが出なければどうすることもできない。とりあえず3番畠山の選択は個人的にはないかな…

P.S 8月の頭から昨日まで有料チャンネルの無料体験期間があり、運よくヤクルト戦をテレビ観戦することが出来ました。やはり試合を見れるとブログの内容も多少は変わりますね。一球速報に頼ったブログに戻りますが、よろしくお願いします。

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コメント

  1. ぽんた より:

    畠山の3番は、いくらなんでもムチャですよ小川さん。個人的に畠山は好きな選手の一人でしたが、今年は最低です。あれだけ凡打を繰り返している彼を未だに使う理由は、やはり武内や飯原が当たってないし、何より小川さんの温情なんでしょうね。畠山の表情見ても追い詰められた悲壮感なんてないし、やれやれです。
    チーム全体が巨人に萎縮してませんか!せめて勝って一矢を報いましょうよ!

  2. FIYS より:

    > ぽんたさんへ

    ようやく巨人に勝てましたね。

    畠山に関しては、長打力があるためチームバランスを考えればできれば先発で起用したいということがあるのではないでしょうか?ただ打てなければ責任は重くのしかかってきますが…

    和製大砲の育成、ドラフトでの獲得は今後間違いなく必要になるでしょうね。

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