2013シーズン セリーグブレイク選手予想答え合わせ

今年も行ったセリーグのブレイク選手予想の答え合わせをしてみたいと思う。各球団ルーキー以外の投手と野手を独断と偏見で挙げさせてもらった。まずはこちらをお読みください。→「2013セリーグブレイク選手予想

読売ジャイアンツ
投手 一岡 竜司 昨シーズン成績 4試合0勝0敗0S 5回 防御率3.60
           今シーズン成績 9試合0勝0敗0S 10回1/3 防御率5.23
・昨シーズンは2軍で素晴らしい数字を残し、今シーズンのブレイクが期待されたが大きな飛躍はできなかった。しかしまだまだ年齢も若く、きっかけ一つでブレイクの予感はある。ボールの質は素晴らしいと思う。巨人というチームは選手層が厚いが、来シーズンは出て来るのではないだろうか?リリーフ投手の枠は空いているはずである。

野手 大田 泰示 昨シーズン成績 21試合 63-16 打点7 ホームラン2 打率.254
           今シーズン成績 21試合 31-5 打点2 ホームラン0 打率.161
・昨シーズンは、ようやく出て来るかな?という雰囲気があったのだが今シーズンはさっぱりの成績に終わってしまった。高校時代から非常に魅力的な選手に感じていただけに5年目でこの数字は相当物足りない。競争相手だった中井が先にブレイクしたことによって一気に追い込まれた感がある。来シーズンは本当の勝負の年となりそうだ。

阪神タイガース
投手 岩本 輝 昨シーズン成績 3試合2勝1敗0S 18回2/3 防御率0.00
          今シーズン成績 1試合0勝0敗0S 4回     防御率4.50
・これは予想外である。昨シーズン終盤に素晴らしい投球を披露していただけに今シーズンは先発ローテに入ってくる可能性もあると思っていたのだが…とは言ってもまだ高卒3年目である。じっくり育てていってもらいたい。高校時代から好きだった投手だけに頑張ってもらいたい。

野手 伊藤 隼太 昨シーズン成績 22試合 54-8 打点5 ホームラン1 打率.148
           今シーズン成績 30試合 62-9 打点4 ホームラン1 打率.145
・伊藤も2年続けて結果が出なかったことによって追い込まれた状況になっている。来シーズンは野球人生を賭けるくらいのつもりでシーズンに臨んでもらいたい。プロでやっていくための武器がなく、平均点止まりの選手に落ち着いてしまう危険性がありそうだ。何とか打撃でアピールしたいところではないだろうか?

広島東洋カープ
投手 中崎 翔太 昨シーズン成績 12試合0勝1敗0S 21回 防御率2.57
           今シーズン成績 17試合2勝7敗0S 60回1/3 防御率5.82
・先発として多くのチャンスが与えられたもののそのチャンスを活かしきることは出来なかった。それでもこれだけチャンスを与えられたということは首脳陣の期待が大きい証である。今シーズンを足掛かりに先発ローテーションにしっかり入りたい所だろう。

野手 鈴木 将光 昨シーズン成績 1試合 3-1 打点0 ホームラン0 打率.333
           今シーズン成績 5試合 8-1 打点0 ホームラン0 打率.125
・うーん。という感じである。シーズン前のWBCの強化試合で内海からホームランを打つなどブレイクの予感は漂っていたのだが、結果を残せなかった。高校時代から注目していた選手なのだが、今シーズン全く活躍できなかったことにより期待値はだいぶ下がってしまった。

中日ドラゴンズ
投手 伊藤 準規 昨シーズン成績 2試合1勝0敗0S  9回2/3 防御率0.93
           今シーズン成績 1軍出場なし
・右肘の怪我で全く登板が出来なかった。とにかく課題は怪我をしない身体作りなのだが、毎年怪我に苦しんでいる。その才能をまだ見せることができないままである。来シーズンは登板できる状態を作れるだろうか?素材は一級品だけに心配である。

野手 高橋 周平 昨シーズン成績 41試合 71-11 打点3 ホームラン2 打率.155
           今シーズン成績 66試合 197-49 打点27 ホームラン5 打率.249
・順調に育ってきていると言って良いだろう。まだまだバッティングが荒く、守備にも課題があるが後1,2年でレギュラーに定着できるのではないだろうか?中日はこの選手をしっかり育てなければならない。将来日本を背負って立つ選手になってもらいたい。

DeNAベイスターズ
投手 王 溢正 昨シーズン成績 6試合0勝4敗0S 24回1/3 防御率8.88
          今シーズン成績 1軍登板なし (5月に契約解除)
・WBC台湾代表にも選出され期待されていたのだが、NPBではその実力を開花することは出来なかった。台湾のLamigoモンキーズに復帰したとのことで台湾で一花咲かせて欲しい。「素材型」という評価のまま終わってしまったのは残念だった。

野手 高城 俊人 昨シーズン成績 45試合 106-18 打点0 ホームラン0 打率.170
           今シーズン成績 51試合 110-15 打点4 ホームラン0 打率.136
・高卒2年目の捕手としては十分の成績だとは思うのだが、1年目の成績から考えると伸び悩んでしまったという印象が持たれてしまっても仕方ない。今年のドラフトでDeNAは嶺井捕手を獲得しているため来季からの競争は激しさを増しそうである。それでも捕手らしい佇まいをしており、谷繁のような捕手に成長しないかな?などと考えることもある。注目選手である。

ヤクルトスワローズ
投手 八木 亮祐 昨シーズン成績 3試合1勝0敗0S 15回 防御率1.80
           今シーズン成績 26試合 5勝13敗0S 152回 防御率4.44
・勝敗、防御率を見るとイマイチ感は否めないのだが、ブレイクと言って良いだろう。今回名前を挙げた選手の中では唯一次のステージに進んだ選手と言っても良いのかもしれない。ボールの質は素晴らしい。精神面が充実すれば左のエースになれるはずだ。怪我には注意して頑張ってもらいたい。

投手 木谷 良平 昨シーズン成績 1軍登板なし
           今シーズン成績 28試合3勝3敗0S 78回2/3 防御率4.00
・大卒のドラフト2位指名ながら1年目は1軍登板がなく、心配していたのだが予想以上に頑張ってくれた。使えるとしたらリリーフだろうと思っていたのだが、先発としてもそこそこ目途がついた。コントロールが良いとまでは言えないが、1軍で投げられるだけの制球力もあり、来季に楽しみが広がる投球を見せてくれていた。先発ローテ入りのチャンスもありそうである。

野手 山田 哲人 昨シーズン成績 26試合 44-11 打点1 ホームラン1 打率.250
           今シーズン成績 94試合 350-99 打点26 ホームラン3 打率.283
・本当はショートとして期待していたのだが、スローイングの不安を露呈してしまいセカンドでの起用となった。それでも数字自体は大きく伸ばすことに成功した。とにかくこじんまりした選手にだけはなってほしくない。トリプルスリーが狙えるような選手になってもらいたい。それぐらいのポテンシャルはあると感じている。(30本塁打は厳しいかな…)来シーズンどんな成績を残すのか非常に楽しみである。

野手 比屋根 渉 昨シーズン成績 43試合 44-12 打点2 ホームラン0 打率.273
           今シーズン成績 63試合 156-39 打点10 ホームラン1 打率.250
・チームにバレンティン、ミレッジという2人の助っ人外野手がいるため出場機会を得るまでが大変なのだが、そのスピードを活かしてチームに貢献することは可能なはずだ。今シーズンは14盗塁を記録したが、細かい走塁技術はまだまだである。それでも2年間でチームに欠かせない存在にはなったと感じている。チームに求められているものをしっかりこなせる選手になってほしい。
 
さてどうでしょうか?今シーズンは私が予想した選手は、ファンであるヤクルト以外のチームは散々な結果に終わってしまいました。人選ミスが多かったかと思います(笑)。点数を付けるなら30点くらいですかね。それでもヤクルトの八木、山田の活躍は嬉しかった。
今年のブレイク選手、投手なら八木(ヤクルト)、岡田(中日)辺りでしたかね?
野手では菊池(広島)、梶谷(DeNA)、山田(ヤクルト)辺りですかね?

来シーズンのブレイク予想も時間があれば行いたいと思います。

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コメント

  1. 久保田 より:

    来季の燕の期待していい選手は誰でしょうか?あと、バレンティンの1塁転向案はどう思われますか?ちなみに私は大反対です。主砲に守備位置を変えさせたら、精神的な負担から肝心のバッティングが乱れてしまわないかという不安のほうが大きいからです。上田のショート転向は試す価値があるでしょう。センターは雄平がベターですし。投手陣は、小川・石川・八木・松岡・木谷が今年以上に頑張ればなんとかなりそうなきがします。館山が戻るまでは徳山か山本斉、または村中が6番手に入ってくれるといいですね。結局は真田の補強だけで終わりそうです。ミレッジ・雄平・館山の復帰に期待します。由規は、仮に投げられたとしても未知数ですから期待はできないでしょう。

  2. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    来期期待したい選手ですが、若手のブレイクと言った意味では正直皆無に近いのではないでしょうか?一応投手なら木谷、古野、徳山の中で一人出て来てくれれば…と言ったところでしょうか?野手なら個人的には松井淳ですかね?後は貴規がどこまで成長するか?と言ったところでしょうか?

    バレンティンのファースト転向については、チーム事情を考えると出来たら嬉しいなとは思いますが、現実的には厳しいだろうな?と言うのが私の考えです。久保田さんの言うように決して精神面の強い選手だとは思いませんし、グラブ捌きにも不安があります。そう考えると現実的ではないですね。

    ちなみに上田のショート転向も私は反対です。ショートと言うポジションは身体能力だけでこなせるようなものではないと考えているからです。チーム作りの段階ですでにバランスが悪いですよね。上田、雄平、比屋根などでセンターの座を争ってもらうしかないですね。

    投手陣も不確定要素があまりにも多いため今の所は不安が大きいですね。

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