小川骨折だった。

昨季セ・リーグ最多勝を挙げ新人王を獲得したヤクルトの小川泰弘投手(23)が21日、都内病院で精密検査を受け、「右手有鉤(こう)骨鉤骨折」の診断を受けた。同カ所は手のひらの小指の付け根の手首側付近。

骨が完全につくまでは6週間かかり、早ければ4週間以降からキャッチボールができる見通し。
(サンケイスポーツ引用)

小川にアクシデント」で書いたのだが、やはり軽症では済まなかった。それでもあれだけ強烈な打球だっただけに逆によく右手を出せたなと思う。指先感覚に優れ、様々な球種をしっかりコントロールできる小川だけに骨折の影響が心配される。

あのダイナミックなフォームの影響もあると思うのだが、投げ終わった後に体勢が少し崩れてしまうためフィールディングには多少不安があったのだが、流石に今回の打球はどうすることもできなかっただろう。本人も言っているようだが「生きていてよかった。」と言う風に捉えた方が良いのかもしれない。クレバーで負けん気の強い小川が利き手の右手を出して打球を止めることは普通ではありえないだろう。しかし今回は人間としての危機回避能力が働いたのではないだろうか?もしかしたら運が良かったとも言えるのかもしれない。

チームは危機的状況だが、1試合1試合集中して試合に臨んでもらいたい。

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