最下位でターン

ヤクルト2-5巨人

予告先発だったナーブソンが首痛で先発を回避し、急遽登板した木谷も粘れず連敗となった。今日がオールスター前、最後のゲームとなったのだが、32勝47敗2引き分けの最下位でターンすることとなった。

今日は試合を見れていないので短めにまとめたい。
急遽先発なった木谷は少し可哀相だったかな。と思うのだが、初回から巨人打線に掴まってしまい、4回を被安打5与四死球1の3失点ということで先発の役割を果たせなかった。相手の先発が菅野だったということもあって序盤での3失点はあまりに痛かった。
もう一度先発で見てみたいのだが、後半戦はどういった起用法でスタートするだろうか?
2番手の赤川も2回で2失点してしまい、ヤクルトに流れを引き込むことが出来なかった。そんな中で今日1軍昇格となった徳山が2回をパーフェクトに抑えてみせた。後半戦はどういった起用になっていくだろうか?とりあえず首脳陣にアピールすることができたのではないだろうか?

打線は昨日に続いて山田と雄平がいいスイングを見せてくれていた。山田は菅野に3打席目までは完璧に抑えられていたのだが、完封負けもちらつき始めた8回に菅野のカーブを完璧に捉え、レフトスタンドに飛び込む15号ホームランを放ち、意地を見せた。緩い変化球にも崩されずに完璧なスイングを見せてくれた。素晴らしいホームランである。先日はサウスポー今村の独特な軌道のカーブも崩されずに2ベースにするなど並みの打者ではない所を見せつけてくれている。まさかオールスター前に15本もホームランを放つとは思っても見なかった。将来の背番号「1」候補最有力選手に躍り出たのではないだろうか?9回のマシソンからのタイムリー2ベースは見ていないのでどんなあたりだったのか分からないのだが、3打席凡退の後の4,5打席目で結果を出す辺りが素晴らしい。

雄平は8回のチャンスで凡退してしまったのが残念だったのだが、あの場面でも普段通りフルスイングできているところが頼もしい。雄平に関してもオールスター前に15本のホームランを放ち、打率3割をキープして見せた。打席でも自信と落ち着きが感じられるようになってきた。オールスター明けもこれまで通りのフルスイングを貫いてほしい。

今シーズンは元々優勝を狙うには厳しいと感じられるシーズンだった。これくらいの成績で落ち込むことはないだろう。それでもファンとしては1つでも多くの勝ちゲームが見てみたい。打ち勝つ野球でどれくらい勝ち星を増やしていけるだろうか?

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コメント

  1. つばめろう より:

    前半戦のブログ更新お疲れさまでした。
    全体的に見ると野手は中々でしたが投手は例年通りという感じでした。
    防御率5点台というのはそうそうお目にかかれないと思います。
    山田はこのままどんどん本塁打を量産してもらってMVPを狙えるような成績を期待したいです。
    相変わらず怪我人が多いですが、後半戦の巻き返しに期待です。

  2. ケマル より:

    スワローズ前半戦全試合の更新、ありがとうございました
    楽しくブログを読ませていただきました。

    後はスワローズの成績がもう少し伸びれば…
    というところですが、後半戦も楽しみにしています。

  3. パイン より:

    バレ空砲、ライアン孤軍奮闘の昨年とさほど変わらぬ成績で最下位ターン。

    得点のバリエーションは増えましたが、勝利に繋がりませんでした。
    勝つことは守ることだと、あらためて思い知らされましたね。

  4. FIYS より:

    > つばめろうさんへ

    何とか前半戦は毎試合更新が出来ました。読んでいただいてありがとうございます。

    投手陣は覚悟はしていましたが、防御率5点台はちょっとひどいですよね。

    それでも山田、雄平辺りが飛び出し、面白いチームに生まれ変わりそうな雰囲気もあります。後半戦に期待しましょう。

  5. FIYS より:

    > ケマルさんへ

    こちらこそいつも読んでいただいてありがとうございます。
    後半戦は少しでも勝ちゲームについて書ければ嬉しいのですが…どうでしょうね?

  6. FIYS より:

    > パインさんへ

    野村監督以降のヤクルトは、こういった粗い野球をするチームではなかったのでちょっと戸惑いもありますが、今シーズンはこういった野球をするしかなかったと思います。小川監督も本来は守りの野球をしたいのでは?と思うのですが、それが許されないチーム状況なのだと感じています。

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