日高亮と佐藤貴規にもう一度チャンスを与えるなんてことはないのかなあ?

日本シリーズも終わり、今後は国際試合の「プレミア12」やストーブリーグの話題が中心になってくると思われる。ヤクルトは昨年のオフに関しては、FAでの成瀬、大引の獲得、新外国人オンドルセクの獲得、FAで巨人に移籍した相川の人的補償で奥村を獲得するなどオフの主役といっても過言ではないような動きっぷりだったのだが、今年はどうなるだろうか?

今年に関しては、おそらく戦力外通告を受けたような選手の獲得が中心になるのでは?と感じているのだが、個人的に注目しているのは、昨年ソフトバンクに川島とともにトレードで移籍した日高亮とヤクルトを自由契約となりBCリーグの福島で選手を続行していた佐藤貴規である。
日高は今オフソフトバンクを戦力外となり、現役続行を希望してるようだ。佐藤貴規はBCリーグで結果を残し、11月10日に行われるトライアウトに参加予定との報道がなされている。
日高、佐藤貴規ともに昨年ヤクルトを去った選手であり、佐藤貴規に関しては、育成選手から支配下登録されることなくそのまま戦力外となっている。そう考えるとヤクルトがこの両選手を取り戻しにかかることはほぼあり得ないことだと考えられるのだが、個人的には取り戻しにかかっても面白いのではないか?と感じている。

日高に関しては、巨大戦力のソフトバンクでは中々チャンスが巡ってこないことからソフトバンク側が日高本人の事を考えて戦力外という形を取ってくれたのではないか?と考える。同期の赤川が引退し、八木も鳴かず飛ばずの状況ではあるのだが、日高も怪我さえなければそれなりに期待できる投手だと感じている。25歳のサウスポーに注目する球団は有りそうなのだが、ヤクルトはどうなのだろうか?私としては、格好悪く思われるかもしれないが取り戻しにかかって良い選手だと思う。日高に関しては、これまでも何度か記事を書いてきたので貼っておきたい。→「日高亮の将来性と起用法」、「ヤクルト川島、日高⇔ソフトバンク新垣、山中
このように私は日高に大きな期待をかけていたファンの一人である。今年はドラフトで即戦力投手を1名しか獲得していない。しかも右腕の原樹里である。左投手の獲得はあっても良いように感じる。そこでこの日高である。もう一回ヤクルトで輝く姿を見てみたいのだが…

佐藤貴規は皆さん知っての通り来シーズンから育成契約となる由規(佐藤由規)の実の弟である。この佐藤貴規に関しても何度かこのブログで取り上げているので過去記事を貼っておきたい。→「佐藤貴規、勝負の時」、「仙台育英トリオに光は差し込むのか?
佐藤貴規に関しては、正直イースタンでそれなりの数字を残しながらもヤクルトは支配下登録に踏み切らなかったことからこれ以上ヤクルトに所属するよりも他球団に行ったほうが良いのでは?と感じていた。しかし昨オフはヤクルトを戦力外となった佐藤貴規を獲得するNPB球団は現れなかった。そこでBCリーグの福島ホープスでプレーし、今シーズンは打率.326、盗塁23など格の違いを見せつける数字を残してみせた。こうなると獲得に踏み切るNPB球団もあるのではないだろうか?
ヤクルトはドラフトで高山の獲得に失敗してしまったこともあり、戦力外となった外野手に興味を持っているとの報道がなされている。現在名前が上がっているのが、坂口智隆(オリックス)、鉄平(楽天)、鵜久森(日本ハム)辺りである。坂口、鉄平は1軍で結果を残してきた実績十分の選手であり、鵜久森は希少価値の高い右の長距離砲である。しかし佐藤貴規には彼等には無い若さを持っている。伸びしろということを考えればもう一度佐藤貴規を獲得にかかっても良いような気がする。もし支配下登録選手として獲得しても問題ないと判断するのならばヤクルト球団のフロント陣には思い切った決断をしてもらいたいと感じている。

日高を獲るにしても佐藤貴規を獲るにしても一度は見放した格好となった選手だけに球団側からすると獲得しづらい選手だと思う。それでも「獲得を考えている他の選手達と比べてどうなのか?」ということをフラットな目線で判断してもらいたいと思う。サウスポー投手とバッティングセンスあふれる外野手。どちらもヤクルトの補強ポイントに合致してくる選手である。

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コメント

  1. k より:

    日高も貴規も2軍の数字だけみたら、そんなに酷い成績ではなかったので戦力外になる理由は野球以外のところにあったのか、それともプロでやっていけない決定的な弱点があるのかなと思ってしまいます。
    日高に関してはトレードで出ていったので出戻りはあるかな思いますが貴規は厳しいかなと感じますね。
    それとストーブリーグが始まりますけど去年はヤクルトが主役なところがありましたが今年は畠山の残留くらいが話題ですかね。

  2. sabo より:

    SB二軍で結果を残した日高にしろ、相変わらず打撃の良い貴規にしろファームダントツビリだったヤクルトには必要な戦力に思えますが……フロントが取らないだろうな。でも他チームが拾うかもですね
    それに貴規の所属チームは優勝までしていたんですね。岩村が兼任監督でしたよね

    西部で戦力外になった石川貢選手を獲得してほしい
    やはり左打者の外野手でしょう。若いし環境を変えれば伸びるかも

  3. 久保田 より:

    個人的には、日高投手も佐藤選手も戻って来てほしいです。阿部投手を現役登録するような異常なことは、もう繰り返してほしくないですし。報道されている鉄平選手らは、正直、もう峠を越えている気がしてなりません…。獲得するなら、私も佐藤選手のほうがベターな気がします。畠山選手のFA、バーネット投手の大リーグ復帰…、この二人の動きも大問題ですね…。特に畠山選手には、FAしての残留は認めないと球団が言っていますから、交渉が決裂した可能性が高そうですね…。せっかくセリーグを制覇したのに、この二人がいなくなったら、ヤバイでしょう…。また、畠山選手が出て行ったら、ヤクルトは年俸が安すぎ、というイメージがより強くなり、川端選手や山田選手らにも悪影響が出そうで心配です。

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    是非日高は獲得に名乗りを挙げてもらいたいと思います。可能性はありますかね?

  5. FIYS より:

    > saboさんへ

    日高と貴規はヤクルトが獲得しなくてもどこかのチームに拾ってもらいたいですね。

    石川はドラフト時も獲得するのでは?という情報がありましたよね。私も気になる選手の一人です。

  6. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    日高、佐藤貴規ともに獲得してほしいと感じているのは私だけではないことが確認できて嬉しい気持ちでいます。

    畠山は残留しそうですね。バーネットはメジャー挑戦ということですね。

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