星のストレートに夢を描こう

ヤクルト2-3広島

阪神3連戦に続いて、この試合も先発のルーキー星が奮闘したのだが、打線が援護できず、5連敗となった。今日の星の起用法含めて若手に経験を積ませる方向に切り替えてきているため、勝敗云々の記事は余りかけない状況となっている。
時間がなく更新が滞ってしまい申し訳ありません。

先発の星の調子は良かった。今の星はストレートが走っているかどうかが全てと言っても良いような投球スタイルである。今日はキレのある綺麗なストレートを投げ込んでいた。下半身と上半身が上手く連動し、しっかり指に掛かったボールが投げられれば、145キロに届かなくても詰まらせたり、空振りが奪えることが分かったのではないだろうか?そういった素晴らしいストレートが投げられる確率が今のところ高くはなく、バラつきもあるのだが、それだけのボールを投げられることは今シーズンの星の投球を見ていれば分かるところである。これが星の潜在能力の高さを示している。スカウト陣やフロントも大学でそれ程実績を残せなかった星を2位で指名したのもおそらくこの潜在能力の高さを買っての事だと思う。
今はまだ試合ごとに波があり(試合中でも波がありますかね。)、これといったウイニングショットもないため、勝ち星を増やす事が出来ず、安定感にも欠けるのだが、面白い素材の投手であることは感じる事が出来る。この日のゲームもジョンソンと投げ合い、6回に先制点を奪われた後の7回のピンチでも星を続投したことは、星に経験を積ませるためだったはずである。松山に決勝タイムリーとなる2点タイムリー2ベースを浴びてしまったのだが、この経験も今後のプロ野球人生に活かしていってもらいたい。皆さんは星のストレートに夢を描けますか?

打線は、広島先発ジョンソンを立ち上がりから攻めたのだが、初回の1アウト2,3塁のチャンスで山田、リベロが凡退してしまい、先制のチャンスを逃すと、その後も2回、3回とチャンスを逸してしまい、そのままジョンソンに立ち直られてしまった。その後は4回~7回までパーフェクトに抑え込まれてしまった。
8回に何とか打線がつながり、チャンスを作り、ジョンソンをマウンドから引きずりおろすと代わったジャクソンからリベロ、武内が押し出し四球を選んで1点差に詰め寄ったのだが、反撃もここまでだった。クリーンアップに当たりが出なければ、中々得点を奪うことは出来ない。今のチーム状況では「勝つための野球」というよりは「自分のため」に打席に入らざるを得ないため、繋いで得点を奪うと言うのは難しいことは確かなのだが…

ヤクルトにとってはすでに消化試合ではあるのだが、相手は優勝争いをしているチームやCS争いをしているチームばかりである。1つでも勝利して上位チームに意地を見せて欲しい。若手を起用する事ももちろん間違っていないと思うのだが、あくまでも勝利に向けて戦ってもらいたい。

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コメント

  1. k より:

    これだけ内容も悪い同じ負け方だと更新するのも大変だとお察しいたします。
    シーズン100敗に迫りそうな勢いの中でのコメントは気分も落ち込みますよね。獅試合は初回で先制点を取れていれば変わった展開になっていたでしょうね、去年からずっとこの調子で先制を取れずに主導権を握れないのが勝てない要因だと思うのですが・・・・山崎に川端に変わりを求めるのは酷で強硬させるは理解できないですね、山崎バントや盗塁をさせるプレイヤーを目指して欲しいのですが違った方向にいってますね。
    それと星の今のストレートですが厳しですが大きな夢は抱けないですね、思いっきり腕振って投げ込んでるだけなので一軍で勝てる投手になるには、インハイとアウトローにコントロールされて見逃し三振を奪えるようになったらいいのですが・・・・球速はあるので可能性は秘めてますけど(あとチェンジアップかツーシームを覚えるとストレートも生きてくると思いますね)
    最後に、今日もチャンスで代打が武内がでしたが(最近出番が多い)、2軍に落とさず守備固めでもなく代打なのは最後のチャンスを与えられている雰囲気を感じますので年齢的にも今年で戦力外かもしれませんね。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    kさんからはいつもコメントを頂き、本当に励みになっています。ありがとうございます。

    山崎に川端の代わりを担わせるのは現段階では無理がありますよね。小技の出来る2番打者に育てたほうが合っているような気もしますよね。

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