西岡利晃選手防衛成功

私の１番の趣味は、ヤクルトスワローズの応援なのだが、スポーツ観戦が大好きなため、他のスポーツのことも時々書いていきたい。
今日は、日本ボクシング界にとって歴史的な１日となった。WBC世界バンタム級王者の西岡利晃選手が、メキシコの元世界王者ラファエル・マルケス選手に判定勝ちし、７度目の防衛に成功した。
私が幼いころに比べて、ボクシングの人気は、衰えてきているように感じるのだが、現在日本には素晴らしいボクサーが数人いる。そのうちの一人が、西岡選手である。若手の頃から期待されていたのだが、当時の世界王者ウィラポン選手に４度挑戦し、勝つことができなかった。その間にはアキレス腱断裂の怪我もあった。再度世界戦の舞台に戻るまで４年半の月日を要した。その試合で王者を獲得すると、敵地でジョニー・ゴンサレス選手にKO勝ちするなど６度の防衛に成功し、今回、世界的にも知られている強豪のマルケス選手とラスベガスのメインイベントで戦うこととなった。
序盤は、マルケス選手のペースで進んでいるように思われたが、５ラウンドあたりからは、西岡選手の左ストレート、フックが当たり始め、その後は相手にペースを渡さず、３－０の判定で勝利した。
世界チャンピオンになってからの西岡選手は、精神的な強さを感じさせる。男から見てカッコイイ人間である。
今後は、ノニト・ドネア選手というものすごいスーパースターとの対戦も期待されている。こんな世界チャンピオンが日本にいるなんてことは、滅多にないことである。今こそマスコミは、このスーパースターのことを大きく取り上げてほしいと思う。
なんにせよ西岡選手おめでとうございます。そして感動をありがとうございます。


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