あっぱれ吉見

ヤクルト0-3中日

タイトル通りのゲームである。今日は吉見の投球が素晴らしかった。見事な投球術である。そしてバッティングでもヤクルト側からすると嫌な場面で一本タイムリーを浴びてしまった。「吉見の日」だった。

吉見はすでに全盛期を終えた投手という印象があり、以前の難攻不落のイメージはすでにない。しかし年齢を重ねると共に投球術という意味では円熟味を帯びてきている。今日はそんな吉見の投球術と駆け引きの前に打線が抑え込まれてしまった。初回~9回まで打たされる場面が繰り返され、チャンスらしいチャンスさえ作らせてもらえなかった。9回で103球を投げ、被安打3無四球で完封という数字は素晴らしい数字である。
ヤクルト打線もセリーグではそこそこの力を持っていると思うのだが、その打線に全くバッティングをさせなかったのだから吉見の投球に拍手を送るしかない。中日ファンの皆様おめでとうございます。

ヤクルトの先発ブキャナンは7回で被安打9(被本塁打1)を浴びながら2失点でまとめてみせた。よく粘ることは出来ていたと思うのだが、失点の仕方はあまりにももったいなかった。4回は一旦はダブルプレーでピンチを脱したかに見えたのだが、ピッチャーの吉見に追い込んでから先制タイムリーを浴びてしまうと、5回は2アウトランナーなしからビシエドにホームランを浴びてしまった。粘れていただけにあまりにももったいない失点となってしまった。特に4回の先制点を失った場面については、吉見に対して最後のボールが真ん中に入ってしまった。終わってみればこれが決勝点という事であまりにも痛い失点となってしまった。
ブキャナン個人だけを見れば今の調子で7回2失点であれば十分ではあるのだが、この2点で今日のゲームは決まってしまった。

それでも今日に関しては、チームとしても諦めのつくゲームだったと思う。今日は吉見を賞賛し、明日切り替えてナゴヤドームでの連敗を止めたいものである。

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コメント

  1. k より:

    吉見に対して完封敗けはチームとして機能してなかったと言わざる得ないですね。
    最近の試合で負けた内容が打線が淡白に見えるんですよね、いつものヤクルトなら球数を多く投げさせる事をするのですが、それが無いのは気になるところですね(捨て試合が多くなってるので勝てなくなる雰囲気なんですよね)
    それとブキャナンですが吉見にタイムリーは調子悪いんでしょうね、中村も制球が不安定だったせいかもしれませんが真ん中を要求するのはどうかと思いますね(だから投手や首脳陣から信頼されないんでしょうね)
    あと申告敬遠した後の次への打者へ打たれたり四球とかがヤクルトは他球団より多いので首脳陣はこの作戦は止めた方がいいですね。
    これでナゴヤは全敗ですが勝てる雰囲気がないのが伝わってこないんですよね、ここで中日に三タテされるようでは、また最下位が見えてきますね(せっかくこの時期に昨年の勝ち星に並んだのにもったない)
    一にもニにも投手なので誰か救世主的な投手が出てきませんかね(蔵元か高橋圭くらいしかいないですが)

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    ブキャナンは悪いなりによくまとめたというところでしょうか?

    申告敬遠の使い所に違和感を感じたことはほぼないのですが、まだ投手も慣れていない部分がありますかね?

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