23年シーズン交流戦をどう耐え忍ぶ?

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明日から交流戦がスタートする。ヤクルトの対戦スケジュールは、いずれも3連戦で、日本ハム(ビジター)、楽天(ホーム)、ロッテ(ビジター)、西武(ビジター)、ソフトバンク(ホーム)、オリックス(ホーム)という並びになっている。例年の交流戦前であれば、相手チームの戦力や先発ローテーションなども確認しながら、戦い方を考えるのだが、今シーズンに関しては、ヤクルトの駒不足が明らかであるため、今ある戦力でヤクルトがどのように戦っていくか?という部分に焦点を当てざるを得ないと考える。昨年の交流戦は優勝を果たしているのだが、今年はV字回復という訳にはいかなそうである。タイトルにもした通り「どう耐え忍ぶか?」という交流戦になりそうである。現状、セ・パのリーグ格差はほぼないと見ているため、ヤクルト、中日以外のセリーグチームは、勝ち星を伸ばす可能性もあると見ている。この交流戦を上手く耐えなければ、早い段階でCSすら狙えなくなってしまう危険性がある。
それでは、現在10連敗中のヤクルトが交流戦をどのように戦っていくか考えていきたい。

投手編
・まずは投手について触れていきたいと思うのだが、コンディション不良や不調も重なり、現段階で今週の先発ローテーションも不透明な部分がある状況になっている。先発投手、リリーフ投手の陣容について、触れていきたいのだが、その前に現段階で、交流戦中の1軍登板は難しいと思われる投手、状況が掴めない投手をピックアップしておきたい。

「交流戦中の1軍登板は難しいと思われる投手」
山下、原、奥川、吉田、杉山、金久保、大下、嘉手苅
「状況が分からない投手」
石山、吉村

上記の10人の投手は、とりあえず、交流戦中に戻れるか分からないため、戦力としては考えないようにしたいと思う(石山、吉村が早い段階で戻れる状況であればありがたいのだが…)。

先発ローテ
・とりあえず、サイスニード、ピーターズ、小川の3人は、確実にローテを守ってもらわなければならない。大きなアクシデントがない限りは、木曜サイスニード、土曜ピーターズ、日曜小川は固定になるのではないだろうか(中5日での起用もなくはないが…)。現状埋まりそうなのは、この3人のみであり、明日、明後日もどうするのか現時点では分からない。
候補になりそうなのは、石川、小澤、高橋、山野辺りだろうか?
石川は今シーズン投げ抹消という形で先発したら10日以上空けて登板していたのだが、今回は、特例対象選手になっているため、10日以内に1軍登録が可能である。そのため、中6日や7日での登板もなくはないと思われる。
小澤は、26日にリリーフで3イニング投げている。中4日で31日に先発起用することもあるだろうか?
高橋は、24日に2軍で3イニングを投げている。もう1試合は調整したいというのが本音だとは思うのだが、31日に先発起用されることもありだろか?
山野は、25日に2軍で5イニング(106球)を投げている。まだ育成契約であるのだが、支配下即先発起用の可能性もなくはないか?それでも怪我明けということを考えると投げるとしても、6月1日以降になる可能性が高いだろうか?
もう1人候補になりそうなのは、4月にピーターズが急遽登板出来なかった際に先発を担った尾仲である。昨日のゲームでベンチ入りしていなかった理由が不明なのだが、先発調整のためにベンチを外れた可能性もなくはないと見ている。
明日のゲームの予告先発が発表されたところで少し見えてくる部分もあるのだが、サイスニード、ピーターズ、小川以外の先発として最低3枚は必要になるため、上記の石川、小澤、高橋、山野、尾仲は候補には上がってきそうである(市川もなくはないか…)。これらの投手で耐えながら、吉村、高梨が戻ってきてくれるのが理想だろうか?

リリーフ
・リリーフはリリーフで厳しい台所事情となっている。とりあえず、クローザーの田口、8回の清水、7回及び僅差の展開で木澤、星、便利屋的に大西という5名は、しっかりベンチに入っていてもらいたいメンバーである。その他の4~5名は、状況を見ながらになると思うのだが、現在1軍登録されているのは、山本、小澤、尾仲、丸山翔、今野といった面々である。小澤、尾仲は先発に回る可能性もある中で、もう2,3枚はリリーフ投手を使う展開が考えられる。
しかし2軍の成績を見ても、現状1軍で使えそうな投手が見付からないという状況である。石山以外で名前を挙げると右なら梅野、市川、ケラ、柴田、竹山、エスピナル、左なら久保、成田、長谷川といったところだろうか?見て分かる通り無理やり名前を挙げた感じである。実績のある梅野、久保辺りに何とか期待したいが、どの投手もビハインドゲームできっちり抑える姿も浮かびづらい状況である。もしかすると新外国人投手や他球団とのトレードもなくはない状況かもしれない(独立リーグからの出戻り含む)。

野手編
・野手に関しては、5月19日のブログ記事で、先発オーダーを考えたばかりなのだが、すでにその時とも状況が変わってきていること、また交流戦であるためビジターゲームでDH制が採用されるため、改めて考えてみたい(塩見、山田、青木、内山らのコンディションが不明瞭ではあるが…)。
5月19日の記事は下記リンク先より。
先発オーダーを考えてみよう | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

明日のゲームということを考えると、登録抹消となっている塩見は当然まだ昇格は出来ないし、ここ2試合欠場している山田、体調不良で特例抹消となっている青木、内山もいきなり先発起用ということは考えづらい。その中でメンバーを考えると…
とりあえず、キャッチャー中村(試合によっては古賀)、ファーストオスナ、サード村上、ショート長岡、ライトorDHサンタナは固定したい(サンタナのコンディションも多少なりとも不安があるが…)。
というよりも、他のポジションは流動的にならざるを得ない状況である。こんな時1軍に戻ってきてもらいたいのは宮本なのだが、昨日の2軍のゲームで負傷交代したとのことで、明日の1軍昇格は難しいだろうか?これでは誰が監督でも満足なオーダーは組めないだろう。それでも無理やり考えると。

1番 センター   太田
2番 ショート   長岡
3番 DH     サンタナ
4番 サード    村上
5番 ファースト  オスナ
6番 レフト    濱田
7番 セカンド   西浦or武岡
8番 キャッチャー 中村
9番 ライト    並木


こんなオーダーだろうか?もし山田や川端がDHで使えるコンディションであるならば、ライトにサンタナを回して、山田、川端をDHで起用して良いと思うのだが、おそらく山田は、ここ2試合代打でも出場していないため、明日からスタメン起用は考えづらいし、川端も無理が利くコンディションにあるかどうか分からない(春先2軍では守備にも付いていたはずなので、DH起用もなくはないと思うが…)。

見てもらえば分かると思うのだが、私の考えたオーダーも穴だらけであり、打線が繋がるとは考えづらい。明日の日本ハムの先発はローテーション通りだとメネズになるだろうか?右打者を苦手にしているタイプではないようなので、1,2番はある程度1軍での実績もある太田と打撃不振でも起用せざるを得ない選手である長岡に任せてみたい。とにかくランナーがいる状況でクリーンアップに回したい。
濱田や西浦というパンチ力のある選手を1番に回すことも考えられるのだが、そうなると6番以降に怖さを感じないため、濱田、西浦は6番以降の打順を任せることにした。それでも厳しいオーダーである。
思い切るのであれば、1番並木、2番武岡と並べて、足でかき回すというのもなくはないか?2番DH川端なんてオーダーも見てみたいと言えば見てみたいが、現実的ではないだろうか?
山田、青木、内山辺りのコンディションが週末には上がってくることを願って、DHなしの場合のオーダーは今日は考えないこととする。 

投手陣のことを考えても野手陣のことを考えても、悲観的にならざるを得ない。10連敗中にも関わらず「昨日が底」という言葉を使い辛いところが苦しいチーム状況を示している。昨日のブログ記事で交流戦を五分で乗り切れれば「御の字」と書いたが、冷静に考えてみると五分で乗り切れれば「万々歳」という状況にあるように感じた。

P.S 皆さんは交流戦の先発ローテ、先発オーダーはどのように考えますかね?と言っても今のメンバーではどう足掻いても厳しいですよね。2軍から抜擢ということであれば、ルーキーの澤井や北村が使われる可能性もありますかね?




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コメント

  1. 超匿名 より:

     二番長岡にハッとさせられました。私は並木→山崎ですかね。並木は今季は持ってない気がします。ややミスが目につく村上DHはないですかね?その場合サードは西浦?セカンド武岡でしょうか?いずれにせよ厳しい戦いになりそうです。

    • fiys より:

      超匿名さんへ

      山崎に関しては、怪我での出遅れもありましたが、色んな役割の出来る打者ですよね。おそらく4番、5番以外ならどのポジションでも良いような打者ですよね。
      山田が戻ってきましたが、まだ本調子ではないので、武岡スタメンのゲームも出てくるでしょうね。

  2. アーム より:

    1番 セカンド   武岡
    2番 キャッチャー 中村
    3番 DH     サンタナ
    4番 サード    村上
    5番 ファースト  オスナ
    6番 レフト    濱田
    7番 ライト    太田
    8番 ショート   長岡
    9番 センター   並木

    一番が出塁→二番が送る→三、四、五番で返す

    今シーズンはこんなにうまくいかないですけど、開き直って基本に戻るしかないと思います。

    二番サンタナで大量得点狙うよりも一点、一点を積み重ねていくことを願うしかないですね。

    • fiys より:

      アームさんへ

      2番中村は、高津監督が機能させたオーダーの1つですもんね。送りバントも出来て、ケースバッティングも出来るオールドタイプの2番打者として面白いですよね。

  3. sabo より:

    チーム得点圏打率の低さが噂になっていますが接戦を落とし続けてるのも痛いです。こういうときは一気に大勝でリリーフに余裕を持たせて投げさせたいのですが……

    とりあえず山田哲人先発で起用してきましたね
    DH山田哲人もありだと思いますがオスナよりサンタナの方が当たっているいま、守備と下半身のコンディションに不安のあるサンタナをDHが基本でしょうね

    澤井北村を呼ぶのはかなりアリだと思います。というのも今日(30日、日ハム戦)の控え選手でスラッガータイプは西田だけですし、やはり代打で一発狙うという濱田や内山が担っていた役割を澤井北村に試させるのもチームの戦力的にも若手の経験的にもアリだと思います。

    私の今考えるオーダーとしては
    1.中村(捕)
    2.山田(二)
    3.村上(三)
    4.サンタナ(DH)
    5.オスナ(一)
    6.山崎(中)
    7.濱田(澤井、北村)(左)
    8.太田(右)
    9.長岡(遊)

    テーマは野球は確率のスポーツなんだから打てる奴を上に置くしかない。接戦を落とし続けてるんだから終盤以外はバントなんて意味ない。1点よりも3点4点を取る。
    目玉は1番中村。5月の打率出塁率を考えれば下位打線に置いてる余裕なし。山崎や太田らとはレベルが違う。年俸も違うんだから1番打て。
    2番山田は2番に山崎や太田を置いてアウトカウント増やすくらいなら山田に1打席でも多くまわして長打狙い。2番なら代走守備固めも出しやすい。
    3番村上は、高津監督が3番山田4番村上に拘りがあると言っていたが私は2番に山田を置いたので村上も同様にスライドして3番にする。そもそも村上より足の遅いサンタナオスナを村上の前に置くのは非効率だし。
    4番サンタナはオスナより調子が良いから。

    下位打線は正直、塩見青木内山が帰ってこないと頭の捻りようがない。その日の調子が良いだろうと思った選手を出すしかないと思う。とにかく今1番を任せられるのは中村だけだと思う。負担は大きいと思うけど得点効率を考えると中村しかいない(まあやらないとは思いますが)

    • fiys より:

      saboさんへ

      1番~3番までの並びが目玉ですね。1番中村は考えたことがなかったのですが、粘りのある中村で相手の先発投手に球数を投げさせるようなことも考えられますかね。それでも結局駒不足という結論になってしまうのが、今のヤクルトですよね。

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