東京オリンピック

何だかんだと言って東京オリンピックについて全く触れないのは不自然であるため、触れておきたい。
過去記事はこちらから→「リオデジャネイロオリンピック

コロナ禍での異例の大会となったのだが、調整の難しい中で自国開催となった日本チームは金メダル27、銀メダル14、銅メダル17というメダルラッシュとなった。個人的に印象に残った場面を中心に競技ごと簡単に振り返っていきたい。

競泳
200m個人メドレーで決勝進出を果たした際の萩野のインタービューが印象的だった。12年のロンドンオリンピックでメダルを獲得して以降、ライバル瀬戸と共に切磋琢磨してきたこと、苦しんできたことが伝わるインタビューだった。正直萩野は今大会5つの金メダルを獲得したドレセルのように世界的にも歴史に名を残すスイマーになるのではないか?と予想している時期もあった。その萩野を追いかけた瀬戸とともに一時代を築き上げたのだが、両者とも今大会ではメダルに手が届かなかった。しかし両者ともに逆境の中でも戦い切る姿勢を見せてくれた。一つの時代の終焉も感じたのだが、人間的な成長を感じさせてくれた。
・19歳本多の200mバタフライでの銀メダルは若さあふれる攻撃的な泳ぎが印象に残った。

・女子では400m個人メドレー、200m個人メドレーでで大橋が金メダルに輝いた。ここ数年多少の波はありながらも世界トップクラスの泳ぎを続けてきたのだが、東京オリンピックという大舞台で最高の結果を残してみせた。コロナ禍の中でもしっかりコンディションを整えることが出来たことが素晴らしい。ホッスーというスター選手がおり、金メダルは厳しいのでは?と思っていたのだが、400mも200mもバランスの各泳法バランスよく泳ぎ、結果を残してみせた。見事な泳ぎだった。

陸上
・このブログでも取り上げ続けてきた男子短距離勢については、世界の壁の前に跳ね返されてしまった。コロナ禍による調整の難しさはあったと思うのだが、100m、200mともに誰一人予選を突破することが出来なかった。100mに関しては、予選から10秒0台が求められる時代になったことを痛感することとなった。日本選手権の覇者多田、日本記録保持者山縣、9秒98という記録を持つ小池共に決して悪い走りではなかったが、今後はさらにレベルアップが求められる。
そして5年前から東京オリンピックでの金メダルを目標に掲げていた4×100mリレーは決勝でバトンが繋がらず、悔しい途中棄権となってしまった。個人種目で結果を残せなかったこと、ギリギリでの予選通過となったことで多少歯車が狂ってしまっていた部分があったのかもしれない。9レーンから第1走者多田が見事な走りを見せてくれていただけに「もしバトンが繋がっていれば…」という想像はどうしても膨らんでしまう。メダル争いには絡んだのではないか?というのが私の想像なのだが、その想像がどうだったのか?という部分は一生答えが出ることはない想像である。これがスポーツの面白さであり怖さである。
・ここの所、短距離勢に押され気味だった中長距離勢が今大会では、爪痕を残してくれた。女子の田中に関しては、1500mで予選、準決勝と自分でレースを作り、日本記録を更新して決勝に進み、決勝でも8位入賞を果たすという快挙を達成してみせた。世界との距離がまだまだ遠いと思っていた種目での8位入賞は驚きだった。ラスト勝負という部分ではまだ差があるのだが、それでも自分のレースを世界の舞台で発揮できることが素晴らしい。5000mに関しても日本記録を更新して決勝の舞台で走り、10000mでは7位入賞を果たした広中も印象に残ったのだが、田中の自分の意図をしっかり持った中でレースを進めていることを感じさせてくれた予選のレースも印象的だった。
男子では3000m障害の三浦が8位入賞とこちらも快挙を達成してみせた。ここ1年での記録の伸びは驚異的だし、世界トップクラスとも競り合えるだけの力を見せてくれたことに長距離ファンとして喜びを感じることが出来た。ハードル、水ごうを越えなければならないハードな種目でバネのある走りを披露してくれた。
・フィールド種目では男子走り幅跳びの橋岡が実力通りの跳躍を見せ、ワールドクラスとなる8m越えのジャンプで6位入賞を果たしてみせた。安定的に8mジャンプを繰り返すことが出来るだけに3年後のパリでのメダル獲得が期待されることになりそうである。
女子やり投げの北口も予選で見事な投擲を見せ、決勝に進出してみせた。決勝では思うような投擲が出来なかったようだが、こちらも今後に期待をしたくなる。
・男女のマラソンでは男子では大迫が6位、女子では一山が8位と入賞を果たしてみせた。男女ともに代表選手が内定してからだいぶ長い月日が経過しており、特にMGCで代表を勝ち取った男子の中村、服部、女子の前田、鈴木に関しては、約2年が経過した中でのレースで難しさもあったのではないだろうか?その中でも結果を残した大迫、一山の走りは評価できる走りだったのではないだろうか?
・メダルが期待されていた競歩では、男子20キロで池田が銀、山西が銅メダルを獲得してみせた。世界王者の山西はあくまでも金メダル狙いだったと思うのだが、最後の最後で引き離されてしまった。悔しい部分もあると思うのだが、複数選手がメダルを獲得したこと自体に大きな意味があると感じる。

柔道
・男子は個人戦で5つの金メダルを獲得してみせた。以前記事にまとめていた選手を中心に触れてみたい。
・男子60キロ級の高藤がついに金メダルを獲得した。「高藤直寿の柔道が面白い」という記事を書いてから、約8年が経過したのだが、その中で高藤の柔道は角が削られ丸くなっていった。身に纏う雰囲気すら変わった印象である。いわゆる負けない柔道が出来る選手になったように感じる。私はド派手に一本を取る高藤の柔道に面白さを感じていたのだが、本人なりに色々と考えながらスタイルが変化していった印象である。準々決勝のチフヴィミアニ戦は非常に危うい試合だったし、その後の試合でも負けない柔道に徹した印象である。金メダルを獲得するための柔道で金メダルを勝ち取った印象である。
66キロ級の阿部も王道の柔道で金メダルに輝いてみせた。妹の詩とともに今大会の主役候補の1人だったのだが、大きなプレッシャーの中でもしっかり勝ち切ってみせた。担ぎ技が研究される中で苦しんだ時期もあるのだが、柔道の幅を広げての金メダルということで一柔道家として成長した姿を見せてくれた。過去記事はこちらから→「阿部一二三VS丸山城志郎
・大野、永瀬、ウルフ・アロンは、強い柔道を見せてくれた。ジャケットレスリングと呼ばれたような「JUDO」が禁止になって以降、柔道のレベルは徐々に上がり、勝ち切ることが難しくなった印象があるのだが、強い選手はどんな状況でも強いことを示すような金メダルとなった。
・女子では4つの金メダルを獲得した。
・阿部一二三の妹、詩が金メダルを獲得した、決勝のブシャール(フランス)戦はこの階級の頂上対決ということで非常にハイレベルな決勝戦となった。阿部は高い集中力とスタミナで最後は寝技でも一本勝ちを収めてみせた。総合力の高い、強い柔道家である。
印象に残ったのは、90キロ級金メダルの浜田と48キロ級の渡名喜の寝技のレベルの高さである。柔道のレベルが上がる中で立ち技での一本を狙うスタイルだけでは勝ち切れなくなっているということもあると思うのだが、この両者の寝技の質の高さには驚いた。特に浜田の寝技は、他の選手を圧倒しており、世界最高級のレベルにあることを示してくれた。私のような素人はどちらかというと華麗な担ぎ技や足技に目を奪われるのだが、浜田の寝技も目を奪われるようなものだった。

体操
・体操界のレジェンド内村は、期待された鉄棒の予選で落下してしまい、メダル獲得には至らなかった。それでも失敗したことによって、逆にこれまでの凄さが浮かび上がってきたようにも感じている。これだけの選手がこれだけの努力を重ね、年齢の壁を越えて、鉄棒の技を進化させていたのだが、本番では離れ技以外の部分で落下してしまった。いつもギリギリのラインで勝負を掛けていたということが伝わってくる失敗となった。
・その内村の後を追うように複数人のオールラウンダーが日本体操界に誕生しているのだが、今回は橋本が個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得してみせた。高校時代から非常に潜在能力の高い選手が表れたとは感じていたのだが、オリンピックが1年延びたことによって、一気に世界のトップに躍り出た印象である。日本人の体操選手としてはサイズがあり、演技にダイナミックさを感じさせてくれる。
・種目別のあん馬で銅メダルを獲得した萱、個人総合で5位入賞を果たした北園、そして谷川を加えた団体での銀メダルも見事だったし、どの選手もオールラウンダーとして期待できる所が素晴らしい。
・女子は団体戦でミスが目立つ場面もあったが、床でエース村上が銅メダルを獲得し、今後に繋がる大会にはなったのではないだろうか?新たな人材の育成が課題となりそうである。

卓球
・まずは男女混合ダブルスでの水谷・伊藤ペアの金メダル獲得という快挙から触れていきたい。オリンピックでは初めて実施された種目であり、歴史の浅い種目ではあるのだが、準々決勝でのドイツ戦での大逆転勝ち、決勝の中国ペアを破っての金メダル獲得は見応え十分だった。日本卓球界の一時代を築いたベテラン水谷、日本歴代でも№1の実力を誇る伊藤とのペアは、今後もこれ以上のペアが出てくるまでかなりの時間を要すのではないか?と感じさせるほどの奇跡のペアである。特に伊藤の男子選手のボールにも負けない力強い打球は印象に残った。
・女子の伊藤に関しては、個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した。中国勢の壁を打ち破るまでには至っていないのだが、打倒中国の一番手は間違いなく伊藤であることを印象付けてくれた。気持ちが折れた中でも3位決定戦でしっかり勝利した姿に強さを感じることが出来た。
日本女子に関しては、「世界2位」の座を確立したと言って良いのではないだろうか?今後はどこまで中国に肉薄できるか?という部分で注目していきたい。
・男子に関しては水谷以降の選手が張本しかいないという部分に多少の不安を感じる結果となった。張本のライバルとなるような選手がどこまで育ってくるか?という部分に注目してみたい。
ちなみに以前「宇田幸矢VS張本智和」という記事を書いた際にiracaさんより左利き選手の多さを指摘するコメントを頂いていたのですが、今大会では団体のダブルスで水谷・丹羽の左利きペアを組まざるを得なかった部分がありましたね。

バドミントン
・過去最強布陣ともいえるようなメンバーで臨んだのだが、メダルは混合ダブルスの渡辺・東野ペアの銅メダル1つに終わってしまった。コロナ禍による実戦不足で他国の選手との実力差が測りづらかったことも影響しただろうか?
・男子シングルスの桃田に関しては、不祥事でリオの出場を逃してから様々な困難にぶつかりながら東京オリンピックの舞台に立ったのだが、思うような結果は残せなかった。若者が苦しみながら這い上がる姿は尊いと感じる。世間から許されるかどうかは分からないのだが、以前のようにもっと自分を表に出して戦っても良いのかな?などと感じてしまうことがある。緩急を使った変幻自在のバドミントンをもう一度見てみたい。

スケートボード
ストリート
男子ストリートで堀米が、女子ストリートで西矢が金メダルに輝いた。アメリカなどで人気のあるXゲーム系の競技なのだが、こういった競技はオーディエンスの熱狂あってこその競技というイメージもあり、無観客での開催という部分が他競技以上に残念だったのだが、そんな中でも各選手が高い集中力を発揮してくれた。私は初めて見る種目だったのだが、如何にも若者に人気が出そうな種目であり、堀米の高難度のトリックを涼しげに決める姿はクールだった。
女子の13歳西矢、16歳中山の活躍も印象に残った。冬のオリンピックのフリースタイル系の種目でも感じるのだが、国別対抗という枠を超えて、選手同士がリスペクトしあう姿がこういった競技の素晴らしさだと感じる。

パーク
・女子パークでは四十住が金、12歳開が銀、世界ランク1位の岡本が4位と上位を独占してみせた。ストリート同様各々が高いレベルのトリックに挑んでいく姿が印象的だった。こういった競技はオリンピック種目になることで徐々に「スポーツ」として洗練されてくることになると思うのだが、カルチャースポーツとしての匂いもしっかり残してもらいたい競技、種目である。

ソフトボール
・2012年にこんな記事を書かせてもらった。→「女子ソフトボール世界選手権制覇
今回は自国開催ということもあり、13年ぶりに正式種目として復活したのだが、やはり色々なことを考えさせられてしまう。日本の上野や山田、アメリカのオスターマン、アボットなどは13年前から代表で戦っている選手である。ソフトボールと言う競技が繫栄していくための方法を考え続けていかなければならない。私は野球好きであるため、ソフトボールも面白い競技だと感じているのだが、世界に少しでも普及させていくためにどんなことが考えられるだろか?いつの日かソフトボールがもう一度オリンピック種目として復活することはあるのだろうか?
若きサウスポー後藤や二刀流藤田、攻守の渥美など魅力的な選手を見ることが出来て良かったのだが、今後が心配な競技でもある。

バスケット
・まずは今大会から採用された3X3について触れておきたい。バスケットに比べて試合時間は短いのだが、バスケットの魅力が詰まった非常に見ていて面白い種目だと感じた。試合時間中常に動き続けなければならない過酷な種目でありながら、ボールを扱う技術も要求される。男女ともに日本勢も大健闘してくれた。金メダルを獲得したアメリカを破った女子、高校時代から外からのシュートに定評のあった男子の富永のプレーが特に印象的だった。
・そして銀メダルの快挙を達成したのは、女子バスケットだった。たまたまナイジェリア戦と準決勝のフランス戦を見ることが出来たのだが、3Pシュートが次々と決まる光景に驚いてしまった。女子バスケットボールは前回のリオでも強豪フランスを破るなど力のある所を見せてくれていたのだが、日本の女子バスケのシンボル的存在であり、大黒柱である渡嘉敷の怪我での離脱により、メダルという意味ではかなり厳しくなったと勝手に思い込んでいたのだが、各選手が外からシュートを決めれられる力を持ったことが大きな武器となり、格上のチームを撃破し続けてみせた。
私は全く知らなかったのだが、トム・ホーバスHCの存在がチームを更なる高みへと押し上げたようである。今大会全体を通してみても印象に残った銀メダルだった。ナイジェリア戦、ベルギー戦、フランス戦の戦いぶりは神懸っていた。
・男子バスケットは強豪のスペイン、スロベニア、アルゼンチンに圧倒された印象も残るのだが、八村、渡邊雄という2人のNBAプレーヤーが加わり、私が見てきた中では最強のチーム構成になったと感じる。19年のワールドカップでも世界の高い壁に跳ね返されたのだが、この上昇ムードをオリンピック後も継続していきたい。

サッカー
・オーバーエイジの3選手を的確に起用することが出来ていた印象である。南アフリカ、メキシコ、フランス相手に全勝で予選を突破したことについては、コロナ禍での自国開催というアドバンテージがあったということを差し引いても素晴らしい結果だったと思う。吉田、酒井、遠藤がしっかりチームの幹となることで、若手選手も伸び伸びプレーできたのではないだろうか?
決勝トーナメントはチームとして仕上がっていたニュージーランドに苦戦したもののPK戦の末に勝ち上がり、この勢いのままメダル獲得を目指したのだが、格上のスペイン、一次リーグで勝利したメキシコの前に屈してしまった。
・リオ五輪のまとめ記事で私は「予言みたいな話になってしまうのだが、私は、4年後の東京オリンピックの男子サッカーでメダルを獲得する確率は高いと感じている。」と書かせてもらったのだが、惜しくもメダルには届かなかった。アトランタのマイアミの奇跡以降、どの大会でもある程度世界と戦えるチームを作れている所に日本サッカー界の底力を感じさせてくれる。

レスリング
・レスリングは個人的にはそれ程興味はないのだが、女子レスリングが正式種目になって以降、選手が世代交代しながらもしっかり強豪国として定着している所に凄さを感じる。
・個人的に注目していた男子グレコローマン60kg級の文田は相手に研究されてながらも決勝の舞台にしっかり駒を進めたのだが、最後はキューバのオルタサンチェスの前に自分のレスリングを完全に封じられてしまった。リオの銀メダリストである太田との選考レースを制してのオリンピックであり、オリンピックでの金メダルを期待されていたのだが、最後の最後に相手の術中にハマってしまった。

ボクシング
・女子のフェザー級で入江が金、フライ級で並木が銅、男子のフライ級で田中が銅メダルを獲得した。アマチュアボクシングというものは採点の難しさもあり、どうしてもモヤモヤが残りやすい種目ではあるのだが、それでも入江のアグレッシブなボクシングや並木の小柄な体を活かしたヒット&アウェイ、田中の最後まで戦い切る姿に各々のボクサーの特徴を見出すことが出来た。

バレーボール
・久々にオリンピックの舞台で男子チームが躍動してみせた。大黒柱石川に若手サウスポーの西田、大学生高橋藍が加わったアタッカー陣は他国に引けを取らなかった。特に若くして日本代表のエース格になっている西田の決定力には毎度驚かされる。世界と戦えるチームに成長してきたと感じる。
その一方で女子は予選リーグで敗退することとなってしまった。私自身は中田監督は人間的に好きなだけに大いに期待したのだが、世界の流れに付いていくことが出来なかったようである。最後まで歯車が噛み合わなかった。

フェンシング
・男子エペ団体の金メダルには驚かされた。フェンシングは太田登場後、徐々に層が厚くなってきている印象であり、ついにオリンピックという大舞台で金メダルを獲得してみせた。優勝候補フランスとぶつかったセミファイナルの激闘を制した勢いでそのまま頂点に駆け上がった。それぞれ特徴のある選手が揃っており、見ていて非常に面白かった。

その他にも自転車女子オムニアムの梶原の銀メダル、女子ゴルフ稲見の銀メダル、空手男子形の喜友名の金メダル、清水の銀メダル、男子組手の荒賀の銅メダル、スポーツクライミング女子の野中の銀メダル、野口の銅メダル、サーフィン男子、五十嵐の銀メダル、女子の都築の銅メダル、女子ウエイトリフティングの安藤の銅メダル、男子アーチェリー個人古川の銅、団体の銅メダルなど、多くのメダルを獲得してみせた。

コロナ禍での大会であり、中々テンションが上がらない部分もあったのだが、それでも卓球の男女混合ダブルスでの水谷・伊藤ペアの金メダルやバスケット女子の神がかり的な3P連発での銀メダル、体操個人総合で金メダルを獲得した橋本の演技、柔道女子90キロ級の浜田の寝技での金メダル、女子1500mの田中、男子3000m障害の三浦などの活躍は印象に残った。

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コメント

  1. sabo より:

    語りつくせないほど色々あった東京五輪ですが私は特に印象に残ったのはサーフィンと卓球ですかね

    サーフィンのイメージはCMで見るような煌びやか印象だったのですが選手たちが「読めない」と言っていた台風による難しい荒波を御す姿はまさに自然との格闘技。ちょっと競技としてはあまりに不確定要素が多い気もしましたし、カノア選手は惜しかったですがサーフィンの魅力は十分に伝わりました

    また釣ヶ崎海岸も良かった。私の考える日本の海ってこういう海なんですよね。はっきり言えば透明度の低そうな海といいましょうか(笑)
    釣ヶ崎海岸そのものは泳いだことないのですが、小さい頃は千葉の白浜海岸で泳いでいたので距離の近い釣ヶ崎海岸と似てるように感じました。昔ドラマでビーチボーイズってありましたけどあれも近くの海ですよね。
    パリ五輪ではタヒチ。カノア、アムロの滑りが楽しみです

    卓球はとにかく金をとったことが伝説ですよね
    卓球で中国から金を取るというのは漫画家が描くのをためらうくらいリアリティが無いことで、二刀流で本塁打王獲得するくらい凄いことだと思います
    そしてあれだけの試合をしておきながら燃え尽きず伊藤も水谷もメダルを更に獲得するのが凄い

    フェンシングも遂に金取りましたね
    一番競技人口の高いエペですからね。太田元会長は日本の競技人口が増えないと言っていましたが今度こそ増えるのでは?金もそうですがエペはルールが簡潔で観てて分かり易いし

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    競技としてのサーフィンというものがどう発展していきますかね?パリ五輪は「タヒチ」で行うのですか?ロケーションが今回とは大きく変わりそうですね。

    saboさんは以前、注目の競技として「フェンシング」を挙げていましたかね?太田氏や武井氏の存在もありますので、今後国内で競技人口が増える可能性はあるかもしれませんね。

  3. sabo より:

    私が注目している競技に「フェンシング」挙げていたの覚えてていただき嬉しいです
    フェンシングは実現しませんでしたが東京オリンピックではリプレイ映像で剣先の残像を光で描く仕掛けを準備していたそうでもし実現していたらもっと盛り上がったかもしれません

  4. FIYS より:

    saboさんへ

    エペ、フルーレの違いなど知らないことを知ることが出来たオリンピックとなりました。演出の仕方などお客さんにどう見せるか?という部分は大事ですよね。

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