リリーフ踏ん張り、久々の2連勝!

2025試合結果


ヤクルト5-4中日

今日も決して褒められるような試合展開ではなかったと思うのだが、中日先発松葉の調子が上がらない中で上手く得点を重ねると、6回からはリリーフ陣が奮闘し、1か月ぶりの2連勝となった。連勝が1か月ないという状況は、チームの地力のなさ、相手チームとの実力差を感じるのだが、そんなチーム状況だからこそ、連勝出来たことを喜びたいと思う。私はただのヤクルトファンである。無責任に勝利を喜びたい。

序盤戦はとにかく落ち着かないゲームだった。ヤクルト先発アビラも中日先発松葉も制球に苦しむ中で取らなければならないアウトを中々取ることが出来ず、流れが二転三転するゲーム展開となった。そんなゲームを落ち着かせたのは、ヤクルトのリリーフ陣だった。
6回は矢崎が得意のパワーピッチングで三者凡退に抑えると、7回は、昨日のゲームを締めくくってみせた大西が丁寧な投球で中日のクリーンアップを完璧に抑え、8回は、昨日2イニングを投げた星が、先頭の山本にヒットに許したものの後続をしっかり仕留めてみせた。最後は石山がしっかり試合を締め括り、1点差の厳しい状況を4投手のリレーで勝ち切ってみせた。
リリーフ陣に関しては、キャンプ前の段階では、正直ある程度頭数は揃っているかな?と思っていたのだが、開幕の段階では、明らかに計算できる投手が足りなくなっており、先発陣以上に苦しい状況が続いていた。しかし、ベテランの石山がクローザーとして好調を維持する中で、大西が状態を戻し、星も結果を残す中で徐々に陣容が整ってきた。石山と荘司しか計算出来なかった状況から考えると少しずつではあるが、競り合いを持ちこたえられるだけのブルペン陣になってきた印象である。
星に関しては、プロ9年目となるのだが、このブログで称賛したことは少なく、まだ信頼しきれない部分もあるのだが、2023年シーズン頃からストレートの質が変わり始め、最近ではストレートで空振りを奪える場面が増えてきている印象がある。またどちらかというと、あまり感情を表に出さない印象があったのだが、最近の星は良くも悪くも感情を表に出すようになってきているように感じる。この星が8回を担えるようになれば、チームがもう少し安定するのではないだろうか?
そして石山も暑い6月、7月を迎えても調子を落とさず、クローザーの座を保持している。今日は最後の最後にボスラーのインコースへストレートを投げ込み、ライトフライに打ち取ったのだが、見事だった。一発出れば逆転サヨナラ負けという場面で、ボスラーにファールで粘られ、徐々にアジャストされ始めていたのだが、最後の最後にインコースへのストレートで勝負を掛けてみせた。中村悠がこういった配球が出来たのは、石山のボールのキレが良いからこそだと思う。よく怖がらずにインコースを攻めてくれたと思う。ナイスピッチングだった。
先発のアビラが中日のスモールベースボールの前にイライラを募らせ、5回までに4点を失うなど、苦しい展開だったのだが、リリーフ陣の奮起で勝ちを拾えたことが来週以降に繋がることを期待したい。

打線は、初回に岩田、赤羽の元信濃グランセローズコンビで1アウト2,3塁のチャンスを作るとオスナのショートゴロの間に岩田が生還し、幸先良く1点を先制してみせた。その後中日に逆転を許すのだが、3回に内山の犠牲フライで追い付くと、続く山田が右中間を突破する2点タイムリー2ベースで試合をひっくり返してみせた。5回には内山、山田の連打でチャンスを作ると伊藤がタイムリー2ベースを放ち、追加点を奪ってみせた。コンディション不良に苦しむ山田の2安打ももちろん素晴らしかったのだが、岩田、赤羽、伊藤らの奮闘がヤクルトの未来を照らしていくことになるのだと思う。3選手ともにまだまだ1軍レベルでは課題もあり、毎日勉強の日々だと思うのだが、失敗を繰り返しながら成長していってもらいたい。

P.S 今日は並木がスタメンを外れましたね。明日が休養日であるため、今日スタメンを外れる理由が見当たらないのですが、何かしらのアクシデントがありましたかね?岩田、赤羽、伊藤らに負けられない立場にあるだけに、また1番バッターとして結果を残してもらいたいですね。




【中古】置き時計・掛け時計 つば九郎 アラームクロック 2004年 ヤクルトスワローズ 後援会記念品

価格:1190円
(2025/7/6 21:51時点)
感想(0件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました