サニブラウンが100mのファイナリストに

オレゴンで行われている世界陸上100mでサニブラウン・ハキームがファイナリストとなり、7位入賞を果たした。2000年代に入ってから日本の短距離勢は、徐々に世界と戦えるようになり、4×100mリレーではオリンピックや世界陸上でメダルを獲得できるようになり、個人種目でも世界陸上で末續が200mで銅メダルを獲得して以降、常に短距離種目でのファイナル進出が期待できる布陣を作り上げていた。サニブラウン自身は、2017年の世界陸上200mでファイナリストとなり、7位入賞を果たしていたのだが、100mでは中々日本勢がファイナルに進出することが出来ていなかった。
伊東が98年に10秒00を出して以降、世界との距離は縮まりそうで縮まらなかった。伊東も朝原も末續も塚原も桐生も山縣も多田も小池もケンブリッジも飯塚もそしてサニブラウン自身も100mでのオリンピック、世界陸上でのファイナリストにはなれないでいた。日本勢が9秒台を出せるようになった時には、世界は9秒台の自己ベストを持っていなければ、またセミファイナルで自己ベストに近い走りが出来なければファイナリストにはなれない時代に突入していた。
今回のオレゴン世界陸上でも予選から9秒台が連発するなど、ハイレベルな戦いとなった。その中でサニブラウンは、予選で9秒98というセカンドベストを出すと、セミファイナルでは10秒05、ファイナルでは10秒06と3本通してハイレベルな走りを披露してくれた。どのレースでも世界のトップレベルで戦えるだけの力を示してくれた。やはりサニブラウンは世界で戦えるだけのポテンシャルを持っている。

ここ2年、腰のヘルニアに悩まされ、昨年の東京オリンピックでは、気の毒になるほど自分の走りが出来ていなかった。正直ここで消えていってしまってもおかしくないような状況にもあったと思うのだが、1年後オレゴンの地で輝きを取り戻してみせた。フィジカルコンディションをしっかり整えることが出来れば、来年、再来年の世界陸上、オリンピックでは、100mでも200mでもメダル争いに加われるはずである。サニブラウンにとっての本当の勝負の時が刻一刻と近付いてきている。

過去記事はこちらから→「サニブラウンはモノが違う!

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