藤田を獲得。岩村も獲得へ。

ヤクルトが9日、楽天を戦力外になった岩村明憲内野手(33)と、西武から戦力外通告を受けた藤田太陽投手(33)の獲得を明らかにした。球団関係者は「イースタン・リーグでのプレーを見る限り、まだまだ2人はやれる」と説明。この日、藤田の獲得を発表したが、岩村とは20日にも交渉に臨み、入団が正式決定する。

 岩村は今季、開幕前に右ふくらはぎの肉離れで戦線離脱するなど、26試合で打率2割9厘、1本塁打と低迷したが、2軍では39試合に出場し、打率2割9分8厘の成績を残した。三塁は宮本、遊撃には川端がいるため、控えに回ることになるが、長打力のある左の代打の切り札として期待される。

 藤田は13日から愛媛・松山の秋季キャンプに合流する。(スポーツ報知引用)

かねてから話の合った戦力外となった選手の獲得が発表された。二人とも年齢的にはまだまだやれるはずである。まずはチーム内の競争をどこまで勝ち残れるか注目してみたい。

岩村の獲得に関しては、賛否両論あるだろう。元ヤクルトのスター選手ではあるのだが、現在の岩村は当時の岩村の姿とはかけ離れてしまっている。正直走攻守3拍子揃った活躍を期待するのは無理な話である。岩村が守れそうなポジションも現状ではサードかファーストしかないのではないだろうか?そのサードにも宮本、川端らがいるし、上田もサードの練習中である。ファーストには畠山がいることを考えるとレギュラーを獲るのは中々難しそうである。個人的にはこのような実績のある選手を中途半端に獲得することには反対なのだが、今回の場合は元ヤクルトのスター選手ということと岩村が戦力外になってからすぐに獲得の意思を示したのでそこまで強い嫌悪感は感じない。また小川監督が、「経験を伝えるとかではなく、結果を残してほしい。」とコメントを残しているのも好感が持てる。
怪我の状態が非常に気になるのだが、宮本、川端、上田、畠山らと勝負してほしい。岩村が勝ち残るカギは長打力だと考える。20~30本塁打が期待できるような状態になって初めてレギュラーというものが見えてくるのではないだろうか?岩村にとっては厳しい戦いとなりそうである。代打の切り札的存在としての起用の方が可能性が高そうだが、最初から代打などと言わずにチャレンジしてほしい。

藤田獲得に関しては、スカウト陣の目が試される獲得だと思う。最近の藤田の投球を見たことがないので分からないのだが、最後に見た印象ではサイドスローに転向していたと思う。サイドスローの中継ぎ投手は、来季に向けての補強ポイントだと感じていた。しかしドラフト会議でサイドスローの投手の獲得がなかったためこの藤田獲得は濃厚だと感じていた。そして正式に獲得となったのだが…ということは即戦力と思われるサイドスローのドラフト候補よりも藤田の方が即戦力としての評価が高かったと考えられる。
2軍での投球を見る限りまだまだやれる。とのことなので期待して見てみたい。ドラフトの目玉として阪神に入団したころの藤田の姿はすでになくなってしまっているのだが、苦労を重ねた味のある投球に期待したい。キャンプ、オープン戦の注目の選手となりそうだ。

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