ヤクルトの魔球の使い手と言えば誰?

最近はヤクルトの記事を書くことが少なかったので今日は久しぶりに書きたいことを書いてみたい。今日はたまたま家で「スポルティーバ」という雑誌の「魔球伝説2008」という雑誌が出て来たため久しぶりに読んで見たら中々面白かったため、ヤクルトスワローズの「魔球の使い手と言えば?」というテーマで書いてみたいと思う。

一応以前に「加藤博人の大きなカーブ」という記事の中で、私の思う「ヤクルトの投手の凄い変化球」三大は、伊藤智仁投手のスライダー、高津臣吾投手のシンカー、そして加藤博人投手のカーブである。と書いているのでこの3人は決定である。

「魔球」という意味では加藤博人のカーブが一番かな?というのが私の印象である。あの大きなカーブは「魔球」と呼ぶにふさわしかったと思う。私の記憶があまりにも古くなり美化されているのかな?とも思っていたのだが、「加藤博人の大きなカーブ」の記事に対して頂いたコメントを見ているとあのカーブはやはりかなり特徴的なボールだったんだなと再確認することが出来た。加藤博人のカーブが特集された記事などがあれば是非読んで見たいものである。久しぶりに動画も見たいのだが…見つからない。非常に残念である。

伊藤智仁のスライダーもやはり魔球だったと思う。こちらはyoutubeなどで見れるので是非見てほしい。バッターが一瞬腰を引きそうになったボールが外角いっぱいに決まるのを見てそのスライダーの凄まじさを感じることが出来た。150キロ前後のストレートと組み合わさればバッターはどうすることもできなかっただろう。「消えるスライダー」である。

高津臣吾のシンカーもやはり一時代を築いた変化球だったと思う。速いシンカーから遅いシンカーまで投げ分け、打者のタイミングを外していった。コントロールも良くやはり素晴らしいボールだった。それでも加藤博人のカーブ、伊藤智仁のスライダーと比べると「魔球感」は薄いかな?というのが私の見解である。
「シンカー」というとやはり西武の潮崎のシンカーの方が「魔球」だったかな?という気がしている。ルーキーイヤーにバッタバッタと三振を奪っていく様は痛快だった。「大きなシンカー」と呼べばよいのだろうか?凄いボールだったと記憶している。

個人的にはヤクルトの「魔球の使い手」という意味では上記の3人が抜けているかな?(リアルタイムで見たことがある選手に限る)と思っているのだが、他にはどうだろうか?
現役投手では石川雅規の「スクリュー」が「魔球」という言葉を使っても良いかな?と感じることがある。しかし最も「魔球感」があったのは、青山学院大学時代のことである。当時の映像はほとんど見たことがないのだが、本当にあどけない顔をした中学生のような投手が強豪ひしめく東都大学リーグで圧倒的な投球を披露する様は、どこかミステリアスなものさへ感じたものである。プロでもコンスタントに結果を残し続けている石川にとってこの「スクリュー」はなくてはならないボールである。

「魔球」ということで言うとこんなところだろうか?石井一久のスライダー、川崎憲次郎のSFF、シュート、岡林洋一のスライダー、館山昌平、小川泰弘のフォークなんかも中々素晴らしいボールだったが、「魔球感」は薄い。(私の勝手な解釈ですが…)

マイナーなところでは山田勉や河端龍のフォークも中々のものだったと記憶している。幼心に面白いなあと感じたのは、西村龍次の三本指で投げるフォークなんかも記憶に残っている。

皆さんの中で「この投手のこのボールが印象に残っている。」というものがあれば是非コメント下さい。メジャーなところで言えば野茂、佐々木のフォークや星野、今中のカーブ、藤川のストレート辺りでしょうか?あまり世間的には知られていないけどこのボールが凄かったというものがあれば特に聞いてみたいと思っています。(個人的には阪神、ロッテでプレーした橋本健太郎のルーキーイヤーのチェンジアップがかなり印象的です。)

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