2014年ドラフト即戦力予想 答え合わせ(セリーグ編)

今年も「2014年ドラフト即戦力予想」の記事を書いていたので答え合わせをしていきたい。

投手(セ・リーグ)

ヤクルト3位 秋吉 亮 パナソニック 61試合 3勝4敗5セーブ 71回 防御率2.28

中日2位 又吉 克樹 香川オリーブガイナーズ 67試合 9勝1敗2セーブ 81回1/3 防御率2.21

中日5位 祖父江 大輔 トヨタ自動車 54試合 0勝3敗0セーブ 58回2/3 防御率3.53

昨年の12月の時点で予想したのだが、まずまずいい人選が出来たと思う。次点で阪神岩崎の名前も挙げれたことは良かったと思う。しかし即戦力の前評判が高かった大瀬良、三上の名前を挙げていなかったで自己採点は75点くらいかな?と思っている。

秋吉は、チームが低迷する中で先発、中継ぎ、抑えと役割を変えながらもシーズン通して良く投げてくれた。独特のサイドハンドから投げ込まれる力強いストレートとキレの良いスライダーはプロでも十分通用した。疲れが心配されたシーズン後半も崩れることなく結果を残したことは来シーズンに繋がりそうである。
しかし問題は来シーズンである。勤続疲労は大丈夫だろうか?ヤクルトファンとしては今シーズンと同様の活躍を期待したいのだが…どうなるだろう。

又吉も秋吉同様チームが低迷する中でもリリーフとして素晴らしい投球を見せてくれた。投球スタイルは秋吉に似ているのだが、秋吉以上に三振を数多く奪えるところが魅力的である。躍動感たっぷりのフォームも素晴らしい。新人王を獲得してもおかしくない数字を残してみせた。
又吉も来シーズン今年のような成績が残せるか注目してみたい。

祖父江はオールドルーキーらしくリリーフで結果を残してみせた。独特のフォームから投げ込まれるストレートとスライダーは秋吉、又吉同様通用した。シーズン終盤に失点を重ねてしまい、防御率の見栄えは良くないが、中日スカウト陣が期待した程度の数字は残せたのではないだろうか?祖父江に関しては、もう少し伸びしろがありそうな気がする。

野手(セ・リーグ)

DeNA3位 嶺井 博希 亜大 10試合 11打数3安打 3打点 0本塁打 打率.273  

広島3位 田中 広輔 JR東日本 110試合 295打数86安打 34打点 9本塁打 打率.292

阪神4位 梅野 隆太郎 福岡大 92試合 249打数49安打 21打点 7本塁打 打率.197

野手もまずまずの人選だったと思う。投手に比べてルーキーイヤーから活躍することは難しいが、田中、梅野は自分の力を発揮できたのではないだろうか?

嶺井は、開幕1軍入りを果たすなどDeNAの捕手争いに加わったが、もう一アピール足りなかった。それでもプロ入り初ヒットがサヨナラヒットとなるなど勝負強さは発揮してくれた。来シーズン以降も楽しみである。キャッチャーというポジションということで長い目で見て行きたい選手である。

田中は、前評判通り野球センスの高さを見せつけてくれた。終盤の不運な怪我もあり、規定打席には到達しなかったが、それでも3割近い打率と9本塁打は素晴らしい数字だと思う。特にヤクルト戦で良く打った印象がある。一気にスタープレーヤーへの階段を駆け上がることが出来るだろうか?

梅野は、シーズン終盤に出場機会を減らしてしまったが、自慢のパンチ力を見せつけてくれた。今後の課題は捕手としてのインサイドワークということになるだろうか?バッティングは今後も伸びていきそうである。打てる捕手はそれだけで魅力的である。

セ・リーグは投手、野手ともにまずまずの人選が出来たと思う。

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