昨シーズンのブログ記事でも何度も書いてきたのだが、今シーズンのヤクルトも勝ちを積み重ねるのであれば、失点を3点以内に抑え、3点以上得点するようなゲームを増やしていく他ないと思っている。9回が終了した時点で3-3というスコアで「御の字」と捉え、その中で1点でも失点を減らし、1点でも得点を増やすようなゲームマネジメントが必要になってくるのではないだろうか?そうなると攻撃面でも守備面でも細かいプレーをしっかりこなしていく必要があるのだが、今のヤクルトには野村ヤクルト時代に築いた「野球巧者」の姿は跡形もなくなってしまっている。このブログで野村監督時代から築き上げていた「野球巧者」のヤクルトスワローズの姿が感じられなくなったという主旨のことを綴ったのは、確か2014年頃だったと記憶している。もちろん時代による野球界全体の変化もあるのだが、それ以降は「個」の力を上手く使った中で勝負するチームに変貌していった印象がある。その後の10年間で3度のリーグ優勝を果たしたのだから、それはそれで立派な事なのだが、野手陣を中心に選手の高齢化が目立ち始め、大黒柱の村上もチームを離れてしまったことにより、他球団と戦っていくには心許ない戦力で戦わなければならなくなっている。こういう時に攻撃面でも守備面でも細かい野球を披露することが出来れば、多少は、他球団とも勝負出来ると思うのだが、今のメンバーにそういった野球を求めるのは酷であることも何となく理解しているつもりである。そんな状況で監督に就任した池山監督はどういったゲームマネジメントを思い描いているのだろうか?
おそらくは、チームの土台作りを進めるという大きなミッションが課されているとは思うのだが、只々若手を起用するだけでは、土台作りは進んでいかない。若手を抜擢しながら、ある程度の勝利は手にしていく必要がある。そうなるとやはり今シーズンはロースコアのゲームをどれだけ拾えるか?という戦い方になってくるのではないだろうか?
ここで「2026年シーズンのポイントは? | ヤクルトファンの日記」の記事を見てもらいたい。
①チーム防御率2点台、②サンタナ、オスナのホームラン数、③長岡、内山、古賀が主力に、④若手の台頭という4点を挙げさせてもらっている。昨年末に書いた記事ではあるのだが、今でもこの4つは大きなポイントになると感じている。上記の過去記事では、非常に高いハードルを設定したのだが、これくらいやってくれないと勝負にならないと思っている。
投手陣に関しては、開幕に向けてまずまずの仕上がり具合にあると感じている。高橋や小川の調整具合が気になると言えば気になるのだが、吉村、奥川、山野を軸とした先発陣にある程度メンバーは揃っているリリーフ陣を加えて、チーム防御率2点台を目指してもらいたい。
冒頭にも書かせてもらったように、投手陣が相手に与えられる点数は1試合で3点以内だと思っている。3失点以内に抑えるゲームの数を増やし、その中で白星を拾えるゲームを作っていく他ないと感じている。
先発投手にはQSとなる6回3失点もしくは、5回2失点を一つの目標にしてもらいたいと感じる。リリーフ陣は、3~4イニングを無失点あるいは1失点以内に抑えることが求められる。リリーフ陣に求められる役割は特にタイトなものになりそうである。現段階では、昨シーズンの新人王荘司の状態がイマイチ上がってきていないことが気になるのだが、それでもリリーフ陣をストロングポイントとしたチームを作っていく他ないだろう。個人的にはリリーフ陣の奮闘に期待したいと思っている。
一旦投手陣に目を向けたのだが、失点を減らす役割は投手だけが担うものではない。守備陣を含め、無駄なミス、無駄な失点を極力減らしていく必要がある。この部分も今のヤクルトの課題である。現時点でレギュラーをある程度確保しているのは、オスナ、長岡、サンタナの3人であり、その他のポジションはまだまだレギュラー争いが続いている。そんな中で守備の連係という部分も大きな課題となっている。この辺りは、宮本慎也氏や辻発彦氏から指摘されてしまったように他球団に比べて明確に劣ってしまっている部分があるのだと思う。守備面で明確に失点を減らすことは難しいのかもしれないが、取れるアウトは確実に取るというレベルまで守備力を高めてもらいたい気持ちはある。
開幕スタメンに関しては、まだ分からない部分が多いのだが、セカンドについては、現段階で一番守れる選手を起用してもらいたいという思いがある。武岡か伊藤のどちらかということになるだろうか?守備位置のことも考えながらスタメンを考えると、いくつかのオーダーが浮かび上がってくる。どうスタメンを組んでも大きな得点力アップに繋がるとは思えないのだが、それでも最後まで抗って考えていきたい。
開幕戦の相手はDeNAであり、開幕投手はすでに東と公表されている。そうなるとヤクルトのスタメンはどうなるだろうか(内山、山田、塩見は間に合わないと想定)?
案①
1番サード赤羽、2番センター岩田、3番レフトサンタナ、4番ファーストオスナ、5番ショート長岡、6番ライト増田、7番セカンド伊藤、8番キャッチャー古賀、9番ピッチャー
・ここまで調子が上がってこない赤羽を1番というのは少し無理があるかもしれないが、全体のバランスを考えると1番に赤羽が入った方が他の打順が埋まりやすいと考える。クリーンアップに関しては、3番長岡でも良いのかな?と考えるのだが、サンタナがフル出場が難しい中で、オスナの後ろが手薄になってしまうと長打力のあるオスナが勝負を避けられてしまう可能性が高い。現状サンタナ、オスナの次に打力がある選手は長岡だと考えているため、オスナの後ろに長岡を置く判断をしてみた。6番以降は、怖さはないかもしれないが、左投手を苦にしないタイプの右打者を並べてみた。
案②
1番センター岩田、2番ショート長岡、3番レフトサンタナ、4番ファーストオスナ、5番ライト増田、6番セカンド伊藤、7番キャッチャー古賀、8番サード赤羽、9番ピッチャー
・案①とスタメンメンバーは一緒である。盗塁が出来る岩田、赤羽を1番と8番に置き、足を使って仕掛けることも意識して並べてみた。しかし、しっくりとは来ていない。
案③
1番センター岩田、2番キャッチャー古賀、3番ショート長岡、4番レフトサンタナ、5番ファーストオスナ、6番サード北村、7番ライト増田、8番セカンド伊藤、9番ピッチャー
・初回からの送りバントも意識した中で1番岩田、2番古賀と組んでみた。サンタナには1回でも打席が多く回るようにオスナの前を打ってもらいたい、オスナの後ろには長打力に特徴がある北村を配置してみた。増田、伊藤は下位に入ると相手からすると多少の不気味さは出てくるのではないだろうか?
正直どの案もかなり苦し紛れのオーダーだと感じる。茂木が戻ってくればサードに起用することも考えられるだろうか?とにかく打線が小粒に感じてしまう。こういったメンバーで9回までにどうやって3点を奪うか考えていかなければならない。サンタナ、オスナに関しては、とにかくホームランを含めた長打が求められる。どんな場面でも強いスイングで強い打球を放つことにフォーカスしてもらいたい。ダブルプレーはやむなしである。この2人にはホームランやOPSという数字に注目していきたい。サンタナ、オスナ以外のメンバーはその都度役割は変わってくる可能性が高い。特に長岡はチャンスメーカーとポイントゲッターの両方の役割を高いレベルで求められる。主軸として打撃面でもやってもらわなければ困る選手である。
作戦面に関しては、昨シーズンも触れているのだが、1アウトで得点圏にランナーを置ける場面をどれだけ作れるか?(特に1アウト3塁というシチュエーションを作れるか?)という部分に着目したい。私は、3得点ということを考えた時に逆転の発想で序盤に送りバントや意表を突いたスクイズ、ギャンブルスタートなどの小技を使って1点を奪いに行く野球も悪くはないと思っている。0アウトもしくは1アウトで3塁までランナーを進めた際にきっちり得点を奪えるか?という部分は今のヤクルトにとって非常に大事になってくると感じる。打って繋いで得点に繋げることは今のヤクルトには簡単なことではない。それだけに打つこと以外でどれだけ得点の雰囲気を醸し出せるか?という部分が大切になってくる。
池山監督をはじめとする首脳陣がどういったゲームマネジメントを考えているか分からないが、私は、シーズン序盤戦に関しては、リリーフ投手に多少無理をしてもらってでも勝ちを拾いに行くべきだと考える。高津監督が行っていたマネジメントとは逆行することになるのだが、場合によっては先発投手が責任イニングとなる5回を投げ切る前に継投に入ることもやむを得ないと思っている。とにかく相手に与えて良い点数は3点までであると考えた中で戦ってもらいたいと思っている。
皆さんはどういったゲームマネジメントを想像するでしょうか?
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