第96回センバツ高校野球で印象に残った選手

高校野球


今大会から低反発バットが使用されることとなり、目に見えて長打が減り、「投高打低」の大会となった。私が幼少期に高校野球を見始めた頃(80年代後半~90年代前半)は、こんな感じのゲーム展開や戦術が多かったように記憶しており、どこか懐かしさも感じさせる大会となった。野手陣に関しては、力のあるプレーヤーがしっかり印象に残るプレーを披露してくれた大会になったように感じる。
雨天中止の影響もあり、まだ準々決勝前なのだが、書けるときに書いておきたいため、少し早いのだが、今大会で個人的に印象に残った選手を投手、野手に分けて挙げていきたい。
昨年の記事は下記の通り








投手
高尾 響(広陵)

・昨年のセンバツ振り返りの記事でも、昨夏の選手権の振り返り記事でも名前を挙げているのだが、個人的には、高尾が今大会の№1投手だと感じた。マウンド上での強気な姿勢、それでいて、場面に応じた投球が出来るクレバーさも持ち合わせており、完成度の高さを見せ付けてくれた。緩急、コントロール、強弱の付け方、マウンド捌き、フィールディングなど投手に必要な能力を高いレベルで持ち合わせている。強気な性格が裏目に出るのか、甲子園では突如として失点を重ねる場面もあるのだが、メンタルコントロールが出来るようになれば、まだまだ伸びるのではないか?と感じさせてくれる。サイズの小ささはプロ入りを考えた時に気にならないことはないが、私は、即プロで見てみたい投手だと感じている。高いレベルでプレーした時に更に才能が開花する可能性を感じる投手である。

森 陽樹(大阪桐蔭)2年
・今大会最も見てみたかった長身右腕である。長身でありながら、フォームにぎこちなさはなく、力強さを感じさせてくれた。但し個人的に期待値が相当高くなっていたため、今回のセンバツでの投球を見た印象としては、「大阪桐蔭っぽい本格派右腕だな。」という印象に留まった。1学年上の平嶋にも言えることなのだが、夏までにもう一つ突き抜けてもらいたいという気持ちがある。中学時代からスーパースターであり、世代を代表する投手であることに疑いようはないため、全国トップレベルでも相手を圧倒できるようなピッチングに期待してみたい。今後も追い続けていきたい投手である。

今朝丸 裕喜(報徳学園)
・2年次から甲子園で活躍していたのだが、正直昨年は、それ程印象に残らなかった。しかし今年のセンバツでの投球は、ストレートがパワフルになっており、しっかり鍛えられていることが確認できた。元々身体の使い方が上手く、変化球もしっかりコントロール出来るテクニックを持っているため、これからが非常に楽しみである。2枚看板のもう一人である間木と切磋琢磨してもらいたい。

吉岡 暖(阿南光)
・180㎝を超える長身を活かしたオーバースローは、打者からすると対応し辛いのではないだろうか?力強いストレートと縦の変化球のコンビネーションは、高校生では攻略が難しいと感じる。今後の成長次第では、昨年の河内(聖カタリナ学園)のように評価が高まる可能性もあるのではないだろうか?

洗平 比呂(八戸学院光星)
・高尾、今朝丸同様、下級生時から甲子園で活躍してきたエリートサウスポーである。ストレートとカーブ、スライダーのコンビネーションは完成度が高い。下半身がしっかり鍛えられており、フォームに安定感がある。再現性の高さも長所ではないだろうか?

その他には佐藤、石垣(健大高崎)の左右の2年生エース、しなやか系サウスポーの佐宗(星稜)、大阪桐蔭のエース平嶋辺りが印象に残った。

野手
境 亮陽(大阪桐蔭)外野手

・野手では、境のスピード感あふれるプレーが印象に残った。現ロッテの先輩藤原の背中を追いたい所だろう。バッティングに関してもパワーが付いてきており、今後の成長次第では、高卒即プロが狙える選手なのではないだろうか?個人的には好きなタイプのアスリート型の選手である。

正林 輝大(神村学園)外野手
・昨夏も甲子園を沸かせた左の打撃職人が、今大会でも実力を発揮した。強い打球をコンスタントに放つことが出来る打撃は、高校トップクラスである。左右の違いはあるが、現ヤクルトの濱田(明豊)の打撃技術の高さを思い出した。夏はあまり感じなかったのだが、走力もあり、将来性は充分である。

モイセエフ・ニキータ(豊川)外野手
・秋季大会で打ちまくり、注目された中で迎えた今大会だったのだが、好投手の吉岡(阿南光)から放ったホームランは衝撃的だった。低反発バットでもあれだけ飛ばせるのは、見事である。左投で走塁、守備という部分で大きなアドバンテージがないという部分が気になると言えば気になるが、高卒即プロが狙えるという意味では、今大会に出場した野手の中では№1ではないだろうか?

個人的には、この3人の外野手が気になった。3選手ともに将来のプロ入りが狙える逸材だと感じる。ヤクルト目線で見ると、アスリート型外野手の境に注目してみたいと感じた。

あまりリアルタイムで見ることが出来ず、大会前に注目していた選手を中心にチェックしたのみだが、今大会も面白い選手が多くいる大会だったのではないだろうか?




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