ロシアW杯アジア最終予選は黒星スタート

6大会連続のワールドカップ(W杯)出場を目指すサッカー日本代表に暗雲がたちこめた。W杯アジア最終予選が1日、各地で行われ、B組の日本は埼玉スタジアムで初戦となるUAEと対戦。前半11分にMF本田圭佑(30=ACミラン)の得点で先制したものの、同20分に直接FK、後半9分にはPKで逆転された。1点を追う同33分には途中出場のFW浅野拓磨(21=シュツットガルト)のシュートがゴールラインを越えたかのように見えたが、得点は認められず。結局、1―2とホームで痛恨の逆転負けを喫した。日本は開催国で予選免除の02年日韓大会を除く、4度のW杯出場ではいずれも最終予選初戦に勝っており、不安が残る結果となった。
(スポニチアネックス引用)

2018年に行われるロシアW杯のアジア最終予選が今日からスタートした。約1年かけて10試合をホーム&アウェイ方式で戦っていくのだが、今日のホームでのUAE戦を落としてしまったことからも分かるように大混戦の最終予選となりそうである。

UAEは、ロンドンオリンピックの代表メンバーが順調に育ち、「天才」と呼ばれるオマルを中心に魅力的なチームを作り上げてきた。しかしそれでもホームでのゲームであればまだ日本に分があるかな?と感じていたし、前半11分という時間帯に本田が先制ゴールを奪った段階でかなり優位にゲームを進められると感じていた。
しかしそこから思いもよらない形で逆転を許し、そのまま1-2で逆転負けを喫してしまった。ハリルのFKは、スピードもあり素晴らしいゴールだと感じたし、PKもあの場面でど真ん中にタイミングを外して蹴り込む辺り素晴らしい選手だなと感じたのだが、あの場面で微妙な判定だっとは言えファールを犯してしまったのは痛かった。ハリルホジッチ監督が試合後に「簡単に防げる失点だった。」と語っていたが、本当にその通りだったのではないだろうか?

逆転された後に慌てずに攻撃していた辺りは日本の経験値の高さだと感じたし、スピードある攻撃陣がベンチに何枚も揃っていることは今後の日本の大きな武器になると感じたのだが、負けは負けである。
グループBは日本、オーストラリアにUAEがどう絡んでくるか?という構図だと思うのだが、若いタレントが揃うイラク、中東の雄サウジアラビア、国内でのサッカー人気が高いタイと非常に個性的なチームが揃っており、面白い最終予選となりそうだ。やはりアジアのレベルが上がってくることで日本のレベルも上がってくると感じる。ヒリヒリするような最終予選を久々に見れそうである。

ちなみにUAEのオマルは、これまでのアジアの選手にはあまりいなかったような雰囲気を持っている選手である。細身の身体にアフロヘアーという見た目にも存在感があるのだが、このオマル、キープ力と視野の広さ、左足から繰り出される多彩なキックに必殺のスルーパスと司令塔として必要とされる能力を高いレベルで備えている選手である。個人的に大好きな選手である。最近はあまりサッカーを見る機会がないのでかなり疎くなっているのだが、一昔前の10番タイプの選手だと感じる。最近の選手の中では利き足の違いはあるがアルゼンチンのリケルメのような存在感を感じる。

そんなオマルを擁するUAEが一気にロシアW杯の切符を掴むようなこともあるのだろうか?

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コメント

  1. 久保田 より:

    サッカーにことはよく分からないのですけれども…。
    日本は、もう1点、入っていましたよね? 明らかな誤審でしょう。
    世界大会なら、副審をもっと増やすとかビデオ判定を導入するとか、判定をほかのスポーツのように、より慎重に下してほしいですね…。

  2. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    浅野のゴールは映像で見る限り入っていましたね。ワールドカップの最終予選という大事な試合なのでゴールラインテクノロジーが導入されていると思っていたのですが…本大会だけなのですかね?
    でも野球に比べれば世界大会の運営は上手く回っている印象です。

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