現在の星の起用法は来シーズン以降プラスになるのだろうか?

ヤクルト3-6阪神

先発の星は、1回~4回まで毎回失点を重ねてしまい、結局5回6失点で負け投手となってしまった。ルーキーという事で結果が出なくても先発での経験を積ませている印象なのだが、この起用法が来シーズン以降プラスに働くのか気になるところである。

星は、初回からMAX150キロを超えるストレートを投げるなど、調子自体は悪く感じなかったのだが、相手チームから研究されていることもあり、これといったウイニングショットがない中で試合を作るのは難しくなってきている印象である。個人的には星はリリーフタイプなのではないか?ということをキャンプ、オープン戦時から書き記してきた。しかしチーム事情もあってシーズン前半にリリーフから先発に転向すると先発としてそれなりの投球を重ねてみせた。首脳陣も腹を括ってあくまでも先発での起用を続けている。この事に関してもチームが断トツの最下位に沈んでいるからこそ出来る起用法だと感じる。おそらくチームがこの位置にいなければ星をここまで先発起用することは出来なかったのではないだろうか?
それだけに星は、この首脳陣の起用法に感謝し、来シーズン以降に繋げなければならない。しかしすでに真中監督の退任が決まっており、来シーズンも星が先発として起用されるかどうかは分からない状況である。それでも失点を重ねてもこれだけ1軍のマウンドで投げさせてもらっているのだから、この経験を来シーズン以降に活かさなければならない。来シーズン以降星がどのような投手に成長して行くのか見守っていきたい。

打線は阪神先発秋山から初回にエラーで先制すると3回にはバレンティンに特大の2ランホームランが飛び出し、3点を奪い、何とか阪神相手に喰らいついてみせたのだが、5回以降は1人のランナーを出す事も出来ず、秋山ードリスに完璧に抑え込まれてしまった。ヒットを放ったのも坂口、バレンティン、中村の3人のみという事で、非常に寂しい結果となってしまった。調子が上がってきたかな?と感じていた山田も結局先日の死球からまた調子を崩してしまっている。

今日は星の起用法について触れたのだが、野手陣に関してもオールスター明けから積極的に起用されている山崎、藤井、奥村には今シーズンの経験を是非とも来シーズン以降に活かしてもらいたい。特に藤井は、まだ4年目の選手ではあるのだが、年齢は29歳である。来シーズンは間違いなく「勝負の年」となりそうである。そのためにもこれからのゲームも非常に大事になってくる。

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コメント

  1. k より:

    星も原樹理も似たような形でやられますよね、打たれてるのは真っ直ぐ系統になるのですが二人とも外角低めでストライクが簡単に取れるようにならないと1発病は直らないかもしれませんね(星も緩急が使えないのが要因の1つかもしれませんね)。
    秋のキャンプは原と星で投げ込みしてコントロール身につけるしかないですね。
    それとバレンティンが何だかんだ30本近く打ってきましたね、来年の契約が気になりますがあと1年でFAなので外国人枠が外れるのは魅力ですよね(おそらく延長でししょうね、他にここまで打てる外国人いませんからね)
    あと山田は死球でまた気持ちも崩れてしまいましたかね?闘志を表に出すタイプではないので相手も当てやすいのかもしれませんが・・・来年も死球多そうですね。
    DeNA戦はブキャナン ・小川・山中で割りと安定してる3枚なのでホームですから勝ち越しは必須ですね(DeNAも苦手ウィーランドと今永ではありませんからね)
    最後に寺嶋が下で長いイニング投げましたね、高橋圭と9月の終わりくらいに一軍デビューして欲しいですね。

  2. sabo より:

    変化球がノーコンすぎる、、、
    イニング間で修正することができないとね
    あとランナーの警戒とか細かいところもしっかりしないと、、、

  3. FIYS より:

    > kさんへ

    そうですね。特に星は変化球でしっかりカウントを稼げるようになってもらいたいですね。

    このチーム状況ですとシーズン最終盤に寺島、高橋奎の登板はあるかもしれませんね。

  4. FIYS より:

    > saboさんへ

    まあ星は元々即戦力と言うよりは将来性を買っての2位指名だと思うので、これからの成長に期待しましょう。

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