松本山雅8位で終戦

サッカー

昨年勝ち点84を積み上げながらJ1に昇格する事が出来ず、非常に嫌な雰囲気を引きずって今シーズンを戦ってきたのだが、最後の最後で粘りきれず、J1昇格プレーオフにも回れずに終戦となってしまった。
過去記事はこちらから→「松本山雅J1昇格ならず

J2に昇格し、反町監督を招聘した以降、チームは成熟を続け、J1も経験し、昨シーズンはボールポゼッションを高めながら戦う新たな戦術も機能し、チームの完成度自体は上がっていたと思うのだが、主力メンバーが流出する一方で選手の高齢化が目立ち始めていたのも事実である。
松本山雅と言えばその高い運動量が1つの特徴であるのだが、選手の年齢が上がる中で以前のような運動量が発揮できなくなっていた可能性もあるだろうか?今シーズンは春先から一進一退の状況が続いていたのだが、夏場に5連勝し、一気に順位を上げ、このままPO圏あわよくば自動昇格圏も狙えるか?という期待も持たせてくれたのだが、第34節のレノファ山口戦での試合終盤での3失点での逆転負け以降、チームを立て直す事が出来なかった。J2の舞台でこういった負け方をすることはあまり記憶になかったのだが、下位のレノファ山口相手に大逆転負けを喫してしまったショックはあまりにも大きかったようだ。

今の松本山雅があるのは、反町監督のおかげという部分が大いにあるのだが、今シーズンが8位に終わってしまった事で、もしかすると反町監督はチームを去ることになるかも知れない。「松本山雅」というチームには、チーム発足からいくつかのターニングポイントがあり、この6年間はまさに反町監督の章だったと思う。個人的には人柄も含めて大好きな監督である事からもう1年続投してもらいたい気持ちもあるが、これまで反町サッカーを叩きこまれてきた選手達が年齢を重ねる中でチームとしての伸びシロは少なくなっているかもしれない。そうなると監督も交代した中で新たな「松本山雅」の章を作り上げていかなければならない時期に差し掛かっているのかもしれない。

しかし新たな山雅像を作り上げていくことは間違いなく苦難の道となるはずである。J2昇格後夢物語のような日々を送らせてもらったサポーターが離れていかなければ良いのだが…来シーズン以降チーム自体もサポーターも色々な事が試される事になりそうである。

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