特例2020

コロナ禍における変則的なシーズンがスタートすることにより今シーズンの特別ルールがNPBより発表された。主なものを箇条書きしてみたい。

試合数は143試合→120試合に減少
・3か月遅れの開幕ではあるが、試合数は120試合ということで長丁場であることに変わりはない。私はそれ程気にせずに観戦できそうな気がしている。6連戦が続く日程については体力的にきつい部分はあると思うのだが、ルーティンが作りやすいという部分もあるだろうか?
とにかく120試合無事に行われることを願っている。

CSはセリーグは未実施、パリーグは1位と2位の3戦先勝(1位チームに1勝のアドバンテージ)
・セリーグに関しては、優勝を狙うのみである。分かりやすい構図である。私は元々CSには反対の立場を取ってきたファンであるため、CSの未実施も気にはならない。しかしこの非常事態でもセ・パの足並みが揃わない部分については「なんだかなあ。」という感じである。

延長戦は12回→10回へ減少
投手の起用方法は大幅に変わるはずである。早めの継投、ショートスターターの増加などが考えられるだろうか?ヤクルトに関しても長いイニングを投げてくれる先発投手が揃っていないことからリリーフ陣の負担は例年以上に大きいものとなりそうである。

出場選手登録は29人→31人に拡大
・コロナウイルス感染拡大の危険性がある中では当然のルール変更だと思われる(個人的には通常のシーズンでもこのくらいの人数を登録して良いのでは?と感じるのだが…)。各チーム投手野手の登録人数にどのような違いが出てくるだろうか?基本は投手を厚めにするチームが多いのではないだろうか?

ベンチ入りは25人→26人に拡大
・これも当然のルール変更だと感じる(個人的には出場選手登録人数同様、通常のシーズンでもベンチ入り人数は増やして良いのでは?と感じているのだが…)。こちらもリリーフ陣を厚くするために利用するチームが多くなるだろうか?

外国人枠は4人→5人へ拡大(ベンチ入りは4人まで)
・この部分については、公平性に欠けるとの意見も多かったようで、発表までに時間がかかった印象である。ちなみに野手4名、投手1名、野手4名、投手1名という登録をした場合には、登録配分を変えてはいけないというルールもあるようである。多少ややこしいルールなのだが、外国人選手5人のみのヤクルトには不利になるのかな?とも思っていたが、こういうルールならば一概に不利になるとも言い切れない。クックが戻ってきて、リリーフが出来るのであれば、投手4名、野手1名で枠をフル活用するようなことも出来そうである。

とにかく異例のシーズンなのだが、とりあえず開幕前にしっかりと特例ルールが正式発表されて良かったと感じている。

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コメント

  1. タラちゃん より:

    今年、ウチはクック含めると先発で外国人使いこなせるので悪くはないルール。
    ただ、
    エスコバーがダメで野手の外国人獲得になった場合、どっちかしか使えないわけで、其の点は損かな?
    ずっと言ってたのは、
    西武のメヒアなどの1塁手の大砲の獲得を熱望していたので、それは叶わないだろうね。
    あとは、
    いろいろ難しいのでしょうが、1度リリースしたハフの再獲得希望。
    まあ無観客試合などあって財政的に厳しいが、外国人投手4人使えないから、金銭面もあるでしょうが、アメリカは開幕でき無さそうですし、検討してみては?

  2. sabo より:

    真面目にハフと再契約ありだと思います。検査や色々時間かかるかもですが新ルールにぴったりハマる選手がハフだと思います

  3. FIYS より:

    タラちゃんさんへ

    そうですね。ヤクルトにとっては悪くないルールなんですよね(クックが居ればですが…)。

    ハフは好きな投手ですし、もちろん居れば助かるのですが、財政面、コロナ禍の情勢を考えると獲得は難しいように感じます。

  4. FIYS より:

    saboさんへ

    財政面、コロナ禍における情勢というものを抜きにすれば新ルールにハマる選手ではありますよね。

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