14四死球は昨日のゲームによる警戒感からか?連夜の二桁得点で巨人に連勝!

ヤクルト11-7巨人

昨日のゲームでは7本塁打で14得点を上げたのだが、今日のゲームでは14四死球を選んで11得点を上げることに成功した。長打のある主力打者を警戒した中で巨人バッテリーが攻めきれなかった部分も多少なりともあったのではないだろうか?約1か月のオリンピックによる中断を前にビジター東京ドームに巨人相手に連勝出来たことを素直に喜びたい。
これで2位巨人とは0.5ゲーム差、首位阪神とは2.5ゲーム差となった。残り60試合の時点で背中が見える位置に付けることが出来ている。

昨日のゲームで大勝した喜びはもちろんあったのだが、どんな勝ち方でも1勝だけで相手にダメージを与えることは難しい。それだけに今日のゲームは大事になるし、山口相手にどこまで打線が通用するか?という部分にも注目していた。その立ち上がりに山口の出鼻を挫いたのはヤクルト打線だった。塩見のヒットに相手のミス、山田の四球が絡んで1アウト1,3塁のチャンスを作ると村上の内野ゴロの間に先制点を奪うことに成功した。その後オスナヒット、中村四球でチャンスを広げると、サンタナに走者一掃のタイムリー2ベースが飛び出し、初回に4点を奪うという見事な攻撃を見せてくれた。村上の先制の内野ゴロだけに終わらずに、チャンスを広げ、7番に入るサンタナがチャンスで仕事をしてくれた。
その後一旦は田口が巨人打線に掴まり、同点に追い付かれてしまったのだが、4回に2アウトランナーなしから山田四球、村上ヒットでチャンスを作るとオスナに勝ち越しタイムリーが飛び出した。2アウトランナーなしからチャンスを作ってのタイムリーということでここも良い形で得点することが出来た。オスナは6回にも3ランホームランを放つなど、3安打5打点と大暴れしてくれた。7回にも巨人リリーフ陣の乱調もあって3点を奪い、試合の大勢を決めてみせた。
山田が5四死球、中村が4四球でチャンスメイクし、オスナが3安打5打点、サンタナが2安打3打点とランナーがいる場面で良い仕事をしてくれた。オスナ、サンタナが打線に加わったことで今年のヤクルト打線はこういった得点パターンを増やすことが出来ている。オスナ、サンタナともにコロナ禍でチームへの合流が大幅に遅れ、コンディション作りも難しかったと思うのだが、難しい環境下でもしっかり野球に取り組む姿勢を見せてくれている。夏場に差し掛かってからは、2人共々状態を上げてきているように感じさせてくれる。山田、村上という出塁率の高い長距離砲が3番4番にどっしりと座っているのだが、チャンスで仕事をしてくれるのであれば、オスナも相手チームにとっては脅威になると考えられるし、7番に座るサンタナの存在も不気味なはずである。東京ドームでの巨人相手に打ち勝っての連勝ということで、後半戦も期待してくなるような2連戦となった。

投手陣は田口が4点のリードをもらいながら、3回で全て吐き出してしまい、4回からスアレスを投入する形となってしまった。明日から長期の中断ということで、試合前から想定していた継投だとは思うのだが、田口はここ2試合打ち込まれていたため、今日も3回4失点で降板という結果になってしまい、悔しさを感じていると思われる。阪神、巨人相手に結果を残せない部分は多少なりとも気になる所である。
リリーフ陣は荒れ気味のゲームを落ち着かせるという意味で良い仕事をしてくれた。4回、5回はスアレス、6回は今野、7回は石山、8回は清水とピンチも数多くあったのだが、無失点で凌ぎ、ゲームの主導権を巨人に渡さなかった。強いて言えば9回にマクガフが3点失ってしまったことが残念だったのだが、強力巨人打線にこれまで何度も東京ドームで掴まってきたことを考えるとリリーフ陣がよく粘ってくれたと思う。1イニングずつ0を積み重ねることは簡単なことではないことはよく分かっているつもりである。

今日の勝利で巨人も多少なりともヤクルトを意識、警戒してくれるのではないだろうか?選手層、総合力では阪神、巨人には敵わない印象があるのだが、それでもここまで僅差で喰らい付くことが出来ている。どこまで喰らい付くことが出来るのか?後半戦も楽しみである。

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