典型的な負けパターン

2025試合結果


ヤクルト1-7阪神

こういった試合展開になってしまうと、今のヤクルトにはどうすることも出来ない。初回に四球、エラーが絡んだ中で先制点を許し、3回に2点を追加された時点でかなり厳しい展開になってしまった。こうなると相手は積極的に仕掛けることが出来る。完全に阪神ペースのゲームとなり、6回にはミスも重なる中で4点を失い、試合が決まってしまった。こういう展開になってしまうこと自体は仕方ない部分もあるのだが、四球やエラーが絡んだ中で失点を重ねてしまうのは頂けない。少しでも自滅を減らしていかなければ、1試合単位で見ても苦しいゲームばかりになってしまう。

奥川に関しては、中6日で109球を投げたことをまずは評価したい。今日のスタッツとしては、5回1/3で109球を投げ、被安打10、与四球2の6失点(自責点3)というものだった。今日のゲームに関しては、私がハイライト映像しか見ていないため分からない部分が多いのだが、「奥川らしさ」というものは、あまり見られなかったのではないか?初回の中野へのストレートの四球、2回2アウトランナーなしからデュプランティエに許したヒット、6回の近本への四球辺りは、奥川自身特にもどかしい思いをしているはずである。今日はカーブの割合を増やすなど配球には工夫が見られ、ボールのキレやコントロールが戻らない中でも何とか試合を作ろうと捕手の中村悠とともに苦心している姿が見られた。今の状態で阪神打線を抑えるのであれば、どうすれば良いか?ということを考えた中で配球を変えたのではないだろうか?
上手くハマれば、もう少し何とかなったようにも感じるのだが、初回に四球と盗塁に中村悠の悪送球が絡んだ中でピンチを作ってしまい、ここできっちり佐藤輝に先制タイムリーを打たれてしまったことで、投球リズム、試合の流れともに手放してしまったように感じた。3回の大山の2点タイムリー2ベースに関しては、インコースを上手く捌いた大山を褒めるべきなのだが、初回の失点がゲームの流れを手放してしまったからこその失点のようにも感じた。
それでも奥川のプラス要素を上げるのであれば、やはり開幕戦からほぼローテを守った中で、中6日109球を投げ、7つの三振を奪い、最後までそこまで球威が落ちなかった部分を上げたいと思う。スポナビの1球速報で「ツーシーム」と表記されているボールがどこまで意図的に投げ込まれていたのかは分からないのだが(ストレートがシュート回転してしまっただけなのか?意図的に投げ込んでいたのか?)、今ある力を最大限に発揮しようとする姿にほんの少しだけ「奥川らしさ」を感じることが出来た。毎イニングピンチの連続であり、「良い投球だった。」と評価できる登板はここまでほぼないのだが、それでも1軍の舞台でしっかり投げられていることにファンとして喜びを感じる部分もある。苦しい投球が続くことは目に見えているが、どこまで粘ることが出来るだろうか?

今のヤクルト打線に多くを求めることは出来ないのだが、今日は初回の中村悠の悪送球、6回のサンタナ、西川の守備という部分で他球団に比べて「守れない」という部分も露呈してしまった。この守備に関しては、アウトに出来る時にしっかりアウトを取るという最低限の守りを期待したい。守り優先のメンバーで戦うことは今のチーム状況からすると難しいため、多少守備範囲が狭くなることには目をつぶらなければならないと思っている。だからこそ、大きなミスは減らしていきたい。一つのミスが負けに直結しやすいチーム状況だけに。

打線に関しては、昨日のブログ記事で組み替えるとしたら1番にスピードタイプ、2番に小技が利くタイプ、3~5番にサンタナ、茂木、オスナを並べるということを書いたのだが、そのオーダーに近いものとなった。この形を多少継続しても良いのではないか?というのが私の考えである。だからと言って得点力アップに繋がった訳ではないのだが、昔ながらの日本的なシンプルなオーダーで各選手が役割に徹しやすい形を作って良いのではないだろうか?山田、中村悠の復調にも期待したいのだが、流石に虫が良過ぎるだろうか…。




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