2025年のプロ野球界大予言!?

今日はちょっと普段とは違った記事を書いてみたいと思う。ブログを書く楽しみの一つに「この時自分はこんなことを考えていたのか?」ということを数年後に確認できるということがあると思う。そこで今日は、2015年に私自身が10年後のプロ野球界がどんな風に変化しているのか予想した記事を残しておきたいと思う。10年後にこのブログが残っているかどうかも分からないのだが、10年後にこの記事を見たときに10年後の私はどんなことを思うのだろうか?それでは私が予想する2025年のプロ野球界を書いてみよう。

①ヤクルトスワローズ本拠地移転
・私はヤクルトを応援し始めてすでに28年という長い期間が経過している。その間常にヤクルトスワローズは神宮球場を本拠地として戦い続けてきただけに個人的には、神宮球場に対する強い愛着もあり、できれば2020年の東京オリンピック後に神宮球場が建て替えになったとしても新神宮球場を本拠地としてもらいたい気持ちが強い。
しかしこの神宮球場の建て替えを期に本拠地を移転する可能性は高いような気がする。ここ数年BCリーグのアルビレックス新潟との連携も強まっているため新潟への移転という話もなくはないのではないか?と考えてしまう。私は上記のとおり神宮球場を本拠地にし続けてほしい気持ちが強いのだが、東京オリンピック後に何らかの動きが出る可能性はありそうである。

②セリーグもDH制を導入
・交流戦もスタートしてから10年が経過し、セリーグとパリーグが公式戦で戦うことにも慣れてきた。もしかすると10年後には1リーグ制なんて話も持ち上がっているのかもしれないが、その前段階でセリーグのDH制導入という話が出てくるのではないだろうか?DH制を導入することで単純に選手のチャンスは広がるし、リリーフ投手の酷使の抑制につながる可能性もある。
DH制の導入に関してはマイナス要素よりもプラス要素のほうが圧倒的に多いような気がしている。ゲーム終盤の投手への代打などを巡る両チームの監督の駆け引きは見られなくなってしまうかもしれないが、野球の面白さは変わらないと思う。個人的には10年後といわず5年後くらいまでにDH制の導入を進めてもらいたいのだが…どうだろうか?

③外国人枠の拡大
・現在は1軍で同時に出場できる外国人選手は最大でも4名である。それも投手4名、野手4名という出場は許されておらず、投手、野手2名ずつ、もしくは3名、1名という組み合わせでの1軍登録しか許されていない。日本人選手へチャンスを与えるという意味では外国人枠の拡大はマイナスに働く可能性もあるのだが、国際色豊かな球団が登場しても面白いような気がする。アジア枠のようなものが創設されたり、1軍登録枠が4名→6名くらいに増枠される可能性はあると思う。

④レンタル制度の導入
・これも可能性はあると思う。単純に選手のチャンスが広がり、実力はあるのに2軍で燻っている選手を救済することにもなりそうである。この先10年のNPB界はソフトバンクを中心とした10年になるのではないか?と予想するのだが、補強、育成の両面でチーム力を向上させ、巨大戦力を築き上げたソフトバンクがリーダーシップをとってレンタル制度を積極的に導入する姿勢を見せるような気がする。巨人の立岡、中日の亀澤、ヤクルトの山中などソフトバンクではチャンスに恵まれなかった選手達が今シーズンは他球団で花を咲かせている。プロ野球界の発展のためにレンタル制度が導入されるのもそう遠い未来のことでは無いように思う。

ざっくりとした記事になってしまったのだが、10年後のプロ野球界は今のプロ野球界とはどんな変化が出ているのだろうか?おそらくキーポイントとなるのはソフトバンクホークス球団の動向なのではないだろうか?育成枠を積極活用し、3軍を配置し選手に実戦経験の場を与える仕組み作りなど豊富な資金力を有効活用し、12球団の中でもしっかりとした意図を持った球団運営を行っているチームのように感じる。1球団のことだけを考えるのではなくプロ野球界全体を見渡すだけの懐の深さと視野の広さがソフトバンク球団にはあるような気がしてならない。プロ野球史というものをまとめたときに2010年代~20年代にかけては「ソフトバンクホークスの時代」と呼ばれるような時代になる可能性もあるのではないだろうか?

どうでしょうか?皆さんも10年後のプロ野球界を予想してみませんか(笑)?

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コメント

  1. sabo より:

    これめちゃくちゃ面白いですよ
    最近10年よりもこれからの10年の方が大きく変化する予感は野球ファンの多くが感じてると思います

    ソフトバンクが球界の未来を引っ張るのは間違いないでしょうね
    孫さんはMLBとの世界一決定戦をやろうと画策してますし
    ホークスと言えば今年は24時間テレビだったかでシーズンまっただ中なのに主力選手がテレビで過疎地域の子供と試合をしてるのを観て驚かされました
    オフならまだしもシーズン中にここまでサービスするのかと。。。

    挙げられた①から④のどれもがありうると思いますが
    プラスで私としては
    交流戦が無くなるかわりに12球団トーナメント戦(6イニング短縮試合形式)が生まれる可能性があると思います

    野球の伝統が長いアメリカと日本では9イニングに慣れてますが世界的には2時間以内で収まるゲームがどうしても望まれるでしょう
    クリケットなどと同様に短縮試合形式を別途作り、それが世界戦の基準になると思います
    日本でもテレビ放送では短縮が望まれるでしょう
    ただリーグ戦を全て短縮試合で行うのは伝統的に無理でしょうから(私も反対)
    年々存在感が薄まっている交流戦のかわりとして1試合に全力で戦いやすいトーナメント戦を作り、そこで短縮試合を行うのが面白いと思います
    6イニングならエース級を投入しやすいですし、連戦の駆け引きも面白い
    何よりジャイアントキリングで盛り上がる可能性大です
    当然トーナメント戦の勝利数は交流戦同様にリーグ戦成績に加算します

    まあ私の妄想です(笑

  2. 久保田 より:

    おもしろい記事&企画ですね!
    私は今、57歳ですが、この年になると10年なんて、本当にあっという間、だと思います。
    個人的には、DH制に大賛成です。そして、ベンチ入りワク&一軍登録ワクをもっと増やしてほしいと思います。
    ソフトバンクが球界のトップになり続けているかどうかは、正直、わかりませんね…。パソコン、スマホ以外の新たなものが開発されたら、一気に企業ブランドが落ちる可能性がありますし。実際、読売も、10年、20年前に比べたら新聞やテレビの影響力が弱まっていますよね? 私のいる音楽界も、10年前と比べたらCD売り上げなどは惨憺たるものですから。
    話は逸れましたが、私はヤクルトのような時代の流れに影響を受けにくいビジネスをしている親会社があるチームのほうが伸びる可能性は高いと思っています。例えば、西武も、昔ほどの勢いやリッチさはないです。
    ただ、野球人気は復活してほしいですね!昔はテレビ視聴率がかなり高かったのですから!

  3. でぶちゃん より:

    2025年もうひとつありますよ。
    読売がジャイアンツを手放すって
    購読層も減少してるし、維持できないんじゃないか?
    今だってミスターが健在だから顔立てで持ってるだけで
    「野球はメディア的役割は終わった」とか理由をつけて簡単に手放す様な気がする。
    ヴェルディも全日本プロレスやノア、かつてはローラーゲームや水中バレエ団だって見放すような会社じゃん”読売グループ”は・・・。

  4. FIYS より:

    > saboさんへ

    お褒めの言葉を頂きありがとうございます。

    オリンピックや国際試合のことを考えると短縮試合が一般的になっている可能性もありますよね。

  5. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    1軍枠の拡大とベンチ入り枠の拡大もそのうち議論の対象になりそうですよね。

    久保田さんは音楽業界の方なのですね。

  6. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    世代的にはヴェルディの件を目の当たりにしているだけにありえないとは言い切れませんよね。

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