リリーフ陣が踏ん張るももう一山を作る事が出来ず…バティスタ怖いなあ…

ヤクルト3-7広島

先発の石川がバティスタ、菊池にホームランを浴びるなど3回途中までで7失点と試合を壊してしまった。それでもその後3点を返し、広島先発の戸田を早い回で引きずり下ろす事に成功し、リリーフ陣も無失点で耐えたため、終盤にもう一山来るかな?と思ったのだが、その一山は試合終了まで訪れなかった。広島はホームでヤクルト相手に序盤の7点ビハインドを跳ね返したのだが、ヤクルトは跳ね返せなかった。これが実力差である。7月31日~の3連戦、8月21日~の3連戦、8月31日~の3連戦といずれも始まる前まではヤクルトにも一泡吹かせられるチャンスがあるかな?と感じさせる流れだったのだが、いずれのカードも広島の高い壁に跳ね返されてしまった。

石川に関しては、今日は全く通用しなかったという状況である。初回のバティスタに浴びた3ランホームラン、3回に菊池に浴びた2ランホームランが全てだった。どちらのホームランも気を付けなければならない場面であっさり打たれてしまったように映った。これが現在の石川と広島打線の力関係を物語っているのかもしれない。それにしてもバティスタの怪力ぶりには脅威を感じてしまう。ヤクルト戦では物凄い打っているイメージがあるため、何故バティスタがレギュラーを張れないのか首を傾げてしまうのだが、ヤクルト戦以外ではそれ程打率を残せていないようである。そう考えるともっと攻め手があるのかな?とも思うのだが…ベテラン石川もこれだけ簡単に打たれてしまうと言うことはやはり怖いバッターなのだと思う。239打数で23本塁打という本塁打率は驚異的である。
石川が3回途中で7失点と言う事でこの後どうなってしまうのか?という不安もあったのだが、ここから2番手大下が3回2/3を被安打0で無失点に抑える好リリーフを見せてくれた。前日に2イニングを投げ、この日も約4イニングとハードな起用法となったのだが、役割を果たしてくれた。ここ数年即戦力を期待して獲得した投手が箸にも棒にもかからないことが多かったのだが、この大下はシーズン中盤から徐々に結果を残し始めている。様々な場面で登板する事が出来るジョーカー的な投手になりそうである。今日のピッチングは試合の流れを止めるという重要な役割を果たしてくれた。

大下、秋吉、中澤が役割を果たし、スコアは3回裏以降3-7で固まっていた。ホーム神宮でのゲーム、先発戸田を3回で引きずり下ろした事を考えると、中盤~終盤にかけて絶対にもう一山あるはずだと踏んでいたのだが、ヤクルトの2番手大下が好投したように広島の2番手アドゥワにも好投を許してしまい、反撃する事が出来なかった。結局アドゥワに3回1/3をしっかり投げきられてしまった事が痛かった。1点でも返したかったのだが…それすら叶わなかった。結局ゲームはそのまま3-7で試合終了となってしまった。下位打線に迫力がないため、主軸である山田哲がブレーキになってしまうと得点力ががくんと落ちてしまう。今週のゲームでは山田哲の不調がそのまま得点力の低下につながってしまったようにも感じる。しかし決してスイングが崩れているわけではなく、相手の攻守に阻まれた場面もあっただけに、今週はもう一度状態を上げてくれるのではないか?と期待している。やはり山田哲が打たなければチームの勢いは止まってしまう。

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コメント

  1. k より:

    まず石川は今後も含めて広島に投げさせても勝てないでしょうね、ローテ通りなら16日の広島だと思いますが、もう通用しないので来週のDeNAに投げて抹消ですね。
    試合も初回の3ランで青木や山田の気持ちがキレたように見えましたね、やっぱり7-0からのサヨナラ負けが尾を引いて広島アレルギーになってしまったかなと(巨人も苦手にしてますし、広島は昨年苦い経験をしてるのでCSに出てきそうなヤクルト・巨人・阪神には徹底的に潰しにきてますね次の阪神も餌食になりそうですね)
    広島相手に勝ちたいなら小川・原・ブキャナンに投げさせるしかないですね、またヤクルトが優勝した年のように強固な外国人リリーフ陣みない布陣じゃない限り勝てないでしょうね。
    あと大下・秋吉はビハインドでよく投げましたね特に大下は逆球がなくなってスタミナがつけば来年は先発でやっていけそうですね(秋吉も球威で押す投球を止めてコントロールに気を使って投げてるのが分かりますね)。
    気になったのは廣岡でストライクを早打ちするのは悪くないのですが仕留められてないんですよね、CSを争う上で下位打線が簡単に終わるのはよくないので宮本と大引との併用でいいと思いますね。
    次はゲーム差はありませんが5、6下位チームとの対戦なので重要な1週間ですね。ガルシアは神宮で初マウンドですのでヤクルトは勝ってませんが黒星つけるチャンスはあると思いますね、負けるときは四球から崩れるので打線が初回から集中して攻略が出来るかですね(大瀬良にやられてから打線が下降気味なので、この3連戦は打線の復調がカギですね)

  2. sabo より:

    バティスタ凄いバッターに感じますよね。巨人のメルセデス?もカープアカデミーですよね。投打共に優秀ですねカープアカデミー。あと丸がさりげなく出塁率で記録作りそうですね。

    大下は来年以降は先発目指して欲しいと思います。今年はロングリリーフとしての起用でしょう。

    もう本当にペナントの終盤の終盤ということでそろそろ不規則な日程になってきましたね。9連戦が控えているのが怖いですが、、、
    なんとかAクラス。出来れば2位でシーズン終了させたいところ

    少し気が早いかですが、ドラフトでホンダ鈴鹿の平尾投手が気になります。成績が安定してるし四球も少ない先発左腕。難病克服しての活躍というのも応援したくなります。阪神がずっと追ってるみたいですがヤクルトに来てほしいです

  3. 南国燕 より:

    お疲れ様です。
    3連戦頭の逆転負で牙なのか翼なのか?完全にもぎ取られた印象ですね。
    8回の山田、バレ、雄平の三振やスターティングメンバーの顔を観ると気が抜けてる感じがしますね。ズルズルと続くのが怖いですね。
    初球のストライクをとりに来てる甘めの球を平然と見送る姿を観るとヤハリ気持負け
    してる感じがします。今シーズン最初のスローガンに戻り、脚を絡めた相手に嫌な野球を頑張って魅せてもらいたいですね。
    残り30試合をきりました。今後も宜しくお願いします。

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    石川は広島打線を止める事が出来ていませんよね。広島相手だと厳しいですかね。

    広島は2年連続でCSで負けるわけには行かないですからね…

  5. FIYS より:

    > saboさんへ

    バティスタは来シーズン以降起用法によってはホームラン王候補に名前が挙がってきそうですね。

    またドラフトの意見交換もしていきましょうね。平尾とは渋いところに注目していますね。

  6. FIYS より:

    > 南国燕さんへ

    初戦の逆転負けは堪えましたね。広島はフランスアの存在が大きいですね。

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