前田幸長と山之内健一

思い出ショートショート①
ショートショート企画の初回は88年の甲子園を沸かせた福岡第一高校の投打の主役について触れてみたい。私は88年にヤクルトの長嶋一茂がガリクソンからホームランを打つ試合を見てからのヤクルトファンなのだが、高校野球との出会いはその直後ということになる。教育テレビ(現Eテレ)で「おかあさんといっしょ」を見ようとしたら、たまたま甲子園大会をやっていたところから高校野球を見出したと記憶している(だいぶ変わった保育園児である。)。
特に印象に残ったのが、緑を基調とした縦縞のユニフォームを来た福岡第一だった。細身のサウスポー前田幸長といわゆるドカベン体型の山之内健一のコントラストに魅せられた。山之内のパワフルな打撃、前田のカーブとストレートのキレが印象に残っている。もちろん当時は何が凄いのかなんて分かっていなかったが、この2人が凄い選手だということは中継を見ていれば伝わってきた。おそらく最初に見たのは1回戦の法政二高戦だったと思うのだが、決勝まで勝ち上がってくれたため強く印象に残っている。
その後、前田はロッテ、山之内はダイエー(現ソフトバンク)にドラフトで指名される。プロの世界で長く活躍したのは前田だったのだが、「九州のバース」山之内も私の中では非常に強いインパクトを与えてくれた選手である。

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