館山も撃沈。元気なく4連敗。

ヤクルト1-11巨人

好調巨人との東京ドームで3連戦は3連敗に終わってしまい、4月を終えた段階で9勝15敗の最下位に沈んでしまった。開幕直後はチーム力以上の結果が出ていたと言うことなのだろう。昨シーズン96敗を喫したチームである。簡単には浮上出来ないのは致し方ないところだろう。

先発の館山は、今日も制球に苦しんだ。時々いいボールもあるのだが、はっきりとしたボール球が多く、2015年以降のいつも通りの館山という印象だった。昨日の石川にも感じたのだが、館山も元々は制球力を活かして、打者と駆け引きをしながら抑え込んでいくタイプの投手だと思うのだが、自分との戦いに精一杯という状況が続いており、どうしても苦しい投球に終始してしまう。
館山に関しては、このブログで何度も書いているように、2011年、2012年とチームのために投手生命を削るかのように投げまくってくれていたこともあり、本人が最後まで足掻きたいという事であれば、ファンとしてそれを見守る事しか出来ないと感じている。今もその気持ちに変わりはない。納得いくまでマウンドで投げ続けてもらいたいと思う。しかしそれはあくまでもファン目線の想いであり、首脳陣は冷静な判断を下さなければならない。
私の中ではブキャナン、石川、ハフ、原の4人以外は日替わりになってしまって仕方ないと思っているのだが、2軍でも結果を残している選手がいないため、非常に厳しい状況に追い込まれている。それだけに館山をこのゲームで投げさせた事自体は、仕方ないと思っている。単純に戦力不足である。

2番手の梅野も先発候補の1人ではあるのだが、このゲームでは1アウトも取れずに6失点と大崩れしてしまった。梅野についてもヤクルト以外のチームであれば、この時期に1軍に上がって来る投手ではないと思う。140キロ台中盤を記録するストレートは魅力的であり、将来が楽しみな投手ではあるのだが、1軍抜擢は時期尚早である。まだ若いためグッと伸びる時期があるかもしれない。その時に1軍の戦力になってもらいたい。まずはしっかり育成する事が大切である。

これだけゲームが崩れてしまうと打線に関しては、特に触れることはない。今年のヤクルトは出来るだけ序盤で先制して、その後は着実に加点していくことを狙っていると思うのだが、こういった展開になってしまえば、今のメンバーで追いかけることは難しい。今日は1番坂口、2番荒木と組んできたが、この辺りも日替わりとなりそうである。開幕直後は、昨シーズンとは確実にチームが変わってきていると感じたのだが、その数週間後にはチーム力のなさを改めて実感させられる事になっている。

P.S 分かっていたことではありますが、投手陣の戦力不足は深刻ですね。今シーズンのポイントとなる投手だと感じていたカラシティーが結果を残せず、そのための保険だったであろうアルメンゴが故障で離脱。先発ローテの5番手、6番手を期待していた若手、ベテランがともに結果を残せないようでは、采配だけで勝ちを拾うということは難しいですよね。これだけ投手陣が安定しないと攻撃にまで影響が出てきますよね。例えば同点の場面で確実に1点を奪いに行ったとしても、簡単にひっくり返されてしまう可能性が高いですからね…
先発もリリーフも駒不足(2軍も選手不足で投手の酷使が心配)という状況でどう戦いますかね?この頃投げていない秋吉を先発に回す事もあり得ますかね?

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コメント

  1. 井野ファン より:

    カラシティは館山と降格みたいです。カラシティに関しては本来こんなものじゃないはずなので、今の時期に再調整はいい判断だと思います。問題を克服してまた一軍で抑えを任せられるようになっていただきたいです。

    そろそろトレードや緊急補強もありえますかね。
    二軍では最近西田がいませんし、もしかしたらと思います。
    アルメンゴが治療でアメリカに行ったので、その結果いかんでは外国人補強もあるかと。

  2. JEF九郎 より:

    GWの前後で大型連敗は、毎年恒例となってきましたね。但し、この試合は負け方がよくありません。今こそ初心に返って、1戦1戦を大事に、集中して臨んで欲しいです。

    また、打順ですが、この辺は見解分けれるところでしょうが、個人的には1番山田、3番バレンティンのスタイルに戻して欲しいです。山田の四球から、足と小技を絡めた野球が今年のテーマだったはず。1〜2試合の調整は良いと思いますが、この辺のコンセプトはブラさず続けて欲しいです。
    ※ 松本は今日がハフとのバッテリーになれば、
    今日こそが試金石となる試合。
    頑張って欲しいです。

  3. k より:

    館山は主力が右の巨人に対してもストライク先行なら内角のシュートが生きるかなと思い淡い期待があったのですがダメでしたね(投球感覚も長いですし)。これで館山を使う場所もなくなってきましたかね、石川と共に来年戦力としてどうなのか?となってきましたね。
    あと気になったのは荒木のサードですね、前日は左だったので理解しますが守備難の荒木にサードは無謀ですよね。(記録はエラーじゃなかったですが2つほど上手いサードならアウトにできましたね)
    サードは西浦でいいと思うのですが・・・・川端・畠山・大引が使い物にならないなら村田を獲得も現実味あるかもしれないですね。
    4月も昨年と同じような負け越しでしたが(ビジダーの試合が多かったせいもあるかもしれませんが)次のホーム神宮六連戦が今のチーム状態を表してくれそうですね、ここで負け越すとか3勝3敗なら補強や大型トレード含めても考えないといけないですね(最低でも5勝1敗ですが先発次第ですかね)。
    特に中日は前回完封されてる柳なのでカーブを狙うのか捨てるのか足を使った攻撃するのかチームとして戦略立ててゲームプランを考えて欲しいですね。
    開幕前の予想通り中日との最下位争いですが、この2チームは独自ドラフトの失敗がそのまま成績として出てしまってますね(多少、中日の方がマトモになってますが)
    最後に秋吉の先発ですが昨年から球威が落ちてるので見てみたいですが、ないでしょうね。リリーフも手薄なのでチーム事情がさせないでしょうね。

  4. sabo より:

    これだけ点取られちゃどうしようもないですけど、相手投手は菅野でなく野上なのだから打線が奮起して点取らないといけません。2アウトからしかランナー出せなかったり、ノーアウトからランナー出てもゲッツー、これではね、、、前日好調だった荒木青木を重要な打順に置くのは分かりますが、二人してノーヒットでチャンス潰してちゃ、、、

    取り敢えず青木は休養としてスタメン外した方がいいかも

  5. iraca より:

     やはりチーム編成に問題があるのでしょう。
    ここ何年も毎年のように投手が弱いと言われて、結局は顔触れが一切変わっていないのは補強の方向性自体に問題があるからだと思います。
     高卒の投手は仕方ないですが、上位で即戦力にもならない指名を繰り返しているのがチーム力の低下に繋がったと考えます。

  6. FIYS より:

    > 井野ファンさんへ

    完全に戦力不足ですから今シーズンもシーズン中の補強があり得そうですね。

  7. FIYS より:

    > JEF九郎さんへ

    ハフー松本のバッテリーは少し見てみたかったですよね。捕手複数体制で戦っていきますかね?

  8. FIYS より:

    > kさんへ

    戦力的に厳しいですね。シーズン中の補強もあり得そうですね。

    5月3日に秋吉先発の可能性もあるかな?と思っていましたが、カラシティー抹消では先発に回せませんよね。

  9. FIYS より:

    > saboさんへ

    東京ドーム3連戦はヤクルトにとって非常に厳しい3連戦になってしまいましたね。どういうオーダーが良いのか試行錯誤していくしかないでしょうね。

  10. FIYS より:

    > iracaさんへ

    即戦力を見込んで獲得した投手が即戦力として機能しないパターンが多かったことは現在の低迷に間違いなく繋がっていますよね。

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