自分たちの弱さを再認識できたという意味では良いゲームだったのかもしれない。

ヤクルト1-10DeNA

最下位攻防戦などと揶揄されるDeNAとの一戦だったが、大敗に終わってしまった。ここの所少しずつリリーフ陣も整備され始め、ゲームプランを変えてきた印象があったのだが、今日のゲームで自分達の実力の無さを再認識できたはずだ。1点を守りきる野球なんて今のヤクルトにはハードルが高過ぎる。明日以降の小川監督の采配に期待しよう。

先発の八木は昨シーズンに比べれば粘れる試合も増えてきたかな?と感じていたのだが、やはり安定感に欠ける部分がある。今日は初回からDeNA打線に掴まってしまった。ストレートが本調子ではなかったためにDeNA打線に滅多打ちにあってしまった。と解釈すれば良いのだろうか?
5回を被安打11(被本塁打1)与四死球1の5失点という数字を見ても八木が打たれ過ぎである。調子が悪い時にももう少し粘れるようになってきてもらいたい。

リリーフ陣の赤川、山本哲も打たれてしまった.特に山本哲は心配である。球威は戻ってきたのでは?と思っていたのだが、それにしては打ち込まれてしまっている。今日は1回を被安打4(被本塁打1)の3失点である。これでは接戦では使えないだろう。以前のカーペンターのように2軍もしくは敗戦処理での登板でしっかり結果を残してから、本来のポジションに戻ってきてもらいたい。

打線は8安打で1点ということで繋がりを欠いている。しかしヒットは出ているだけにそこまでチームとして打撃不振に陥っているとは思えない。ここは小川監督の手腕に期待したいのだが…どうすれば効率的に点が奪えるのか今一度考え直してもらいたい。
そんな中でも一つプラスの部分で驚きを与えてくれているのが、森岡の打撃である。今シーズンは好スタートを切ったのだが、一度怪我でチームから離脱してしまった。不動のレギュラーという訳ではないのでこの怪我で厳しい状況に追い込まれたと思うのだが、復帰後も打撃で結果を残し続け、再度レギュラーの座を手に入れようとしている。規定打席には全く到達していないが、それでも.397という打率は立派である。元々評価の高かった打撃センスがようやく開花しようとしているのかもしれない。
そんな選手も出てきているのだからもう一度オーダーを考えるべきではないだろうか?そしてもう一度打ち勝つ野球を目指すべきではないのだろうか?今日の大敗は攻撃プランを見直す良いきっかけになったのではないだろうか?

さて話は変わるが明日の先発は小川である。復帰第1戦となるわけだが、どのような投球を見せてくれるだろうか?DeNA打線は強力である。小川にとっても決して相性の良い相手とは言えないと思う。それでも大いに期待したいというのがファンの本音ではないだろうか?「心は熱く、頭は冷静に。」小川らしい投球に期待したい。
ポイントとなる打者は今日5安打で絶好調モードに入る可能性がある梶谷と初対決となるグリエルの2人と見る。この2人を抑えることが出来るだろうか?「小川ー中村のバッテリーVSDeNA打線」最下位攻防戦とはいえ興味深い一戦である。

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